ガス(おなら)がよく出る人の共通点とは?病気以外にもこんなにあった!

ガス(おなら)があまりにも頻繁に出ると「悪い病気何じゃないのかな?」と不安になりますよね。せめて人前では我慢したいもの。

しかし、おならの量やの臭いを他人と比べる機会はそうそうないものです。

ではそもそも正常なおならとは、どんなものなのでしょうか?

意外と知らないおならの正体を知って、上手に付き合う方法を見極めましょう。

ガスがよく出る人の共通点

まずはガスがよく出る人にありがちな生活習慣をチェックしてみましょう。

  1. 和食が嫌い
  2. 玄米100%ご飯が好き
  3. イモが好き
  4. 早食い
  5. 食事はいつもかきこむように食べる
  6. 炭酸飲料が好き
  7. 熱い飲み物・食べ物が好き
  8. ストレス発散ができていない
  9. 生活サイクルが乱れている

いかがですか?当てはまるものはあるでしょうか。いくつも思い当たるふしがあるようなら、あなたのおならは「多い」部類に入るかもしれません。

では、正常なおならとはどんなものなのでしょうか。(※それぞれのチェック項目については、「ガスがよく出る原因」をごらんください。)

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ガスはどのくらい出るもの?

実はおならが発生しない人はいません。おならはごく自然な生理現象で、出ないのは病的と言えます。

盲腸などの外科手術後、おならが出るのを待つと言うのは有名な話です。では正常なおならとはどんなものでしょうか。

おならの正常範囲

大人の腸内には1日に約500ML~2Lほど、ガスが存在しているといわれています。おならやゲップ、呼気として排出され、毎日入れ替わります。

回数にすると、おならは10回~20回出ていると言われています。

ではおならのもととは、いったい何なのでしょうか。実はその90%が食事などの際に飲み込んだ空気、残りの10%が腸内活動の際に生じたものです。

腸内活動とは

食べたものは小腸で消化吸収され、大腸で糞便になります。腸内には善玉菌・悪玉菌・日和見菌が2:1:7の割合で存在し、この活動を担います。

善玉菌は働く際には、ガスは無臭に近いものが、一方で悪玉菌が働く際は悪臭を伴うガスが産出されます。どちらが優勢になるかは食べ物によっても左右されます。

例えば、肉などの脂の多い食品は、悪玉菌の好物です。焼肉を食べた翌日など、排便やガスの臭いに変化があるのはこのためです。

さらに日和見菌は、善玉菌あるいは悪玉菌の、いずれか優勢になったほうに味方して腸内環境を左右しますので、バランスは常に変化していくものなのです。

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ガスがよく出る原因

前項で、腸内環境には「善玉菌・悪玉菌・日和見菌が2:1:7の割合」と述べました。このことを頭において、セルフチェックの項目の意味を紐解いていきます。

1和食が嫌い

「和食が嫌い」は、日本の食卓でポピュラーな「納豆・味噌・漬物」の摂取の機会が多いか少ないかについてのチェック項目です。

実は食事の嗜好性によっても、腸内環境は大きく左右されます。腸内環境が悪いと、ガスが増えるばかりか、排出されにくい・悪臭がすると言った状態になります。

ここで注目したいキーワードは「善玉菌」です。

「納豆・味噌・漬物」といった発酵食品には、善玉菌が多く含まれているのです。善玉菌優勢のときは腸内環境がよい状態となり、過度なガス発生は起きにくくなります。

もちろん、和食以外にも、ヨーグルトやキムチ、ザワークラフトなど、和食にこだわらずとも摂取できるので、意識的に摂るようにしていきます。

関連記事では、発酵食品以外にも、腸内環境に良い食材を紹介しています。

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2玄米100%ご飯が好き

食物繊維を多く含む食品は、消化吸収の過程で腸内で多くのガスを発生させます。白米に比べて、未精製の玄米は繊維が多く、ガスの発生が増えます。

玄米に限らず、押し麦や雑穀ご飯を食べる場合も、白米と比較すると食物繊維量は多く、ガスは発生しやすくなります。

ここで上げた穀類は主食であるため、口にする機会が多く、その分ガスの産出量には大きく影響します。

ただし、玄米などの炭水化物を食べた際のガスは善玉菌由来であるため、悪い臭いではありません。

過剰摂取しない限り腸内環境を悪くするものではないため、食べるのをやめないといけないというわけではありません。

ガスの量に悩まされている・人前でおならをがまんでき場合は、摂取量を調節すると良いでしょう。

3イモが好き

前項の玄米ご飯と同じく、食物繊維を多く含むイモ類は、消化吸収の過程で腸内で多くのガスを発生させます。

焼き芋を食べた時、おならが出やすいのはこのためです。玄米と同じく、炭水化物を食べた際のガスは善玉菌由来であるため、悪い臭いではありません。

また、食物繊維を多く含む炭水化物としては、穀類・イモ類の他に豆類なども挙げられます。

4早食い 5食事はいつもかきこむように食べる

ガスのもとは90%が食事などの際に飲み込んだ空気であることは既に述べました。早食いは、食べ物と共に空気を飲み込みやすい傾向にあります。

食事の時間が十分にとれずに、つい早食いになってしまう…という場合も、改善のためには、「よく噛んで食べる」という意識が必要です。

6炭酸飲料が好き 7熱い飲み物・食べ物が好き

前項と同じく、食事の際に飲み込む空気についてみる項目です。

炭酸飲料摂取が空気を飲み込むことに繋がることは言うまでもありませんので、過剰摂取は控えるようにします。

また、熱い飲み物・食べ物はすすり込むように食べがちですので、ある程度冷ましてから食べると良いでしょう。

8ストレス発散ができていない 9生活サイクルが乱れている

私たちの体は、自律神経のもとで、特定の生理現象を起こしています。消化吸収に関しても例外ではないため、自律神経の乱れが腸内環境の乱れにつながります。

「ストレス発散ができていない」「生活サイクルが乱れている」はいずれも自律神経を乱す要因となります。

自律神経を整えるには「運動・栄養・休養」の各方面から、生活の見直しが必要です。

関連記事では、腸内環境と自律神経の関係についてより詳しく紹介しています。

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さいごに

おならは生理現象ですので、健康な人にはつきものです。むしろ出ないのは、腸内環境の悪化を始めとした病的な状態と言えます。

おならの多い少ないや、臭いの有無、そして人前で我慢できるかどうかなどが、おならとの付き合い方のカギとなってきます。

  • 善玉菌の摂取を意識して腸内環境を常に整えておくこと
  • 早食いにならないこと
  • ガスの量が気になる場合は、食物繊維の摂取量を調整してみること(摂らないという意味ではありません)
  • 空気を飲み込むような食べ方・飲み方をしないこと
  • 生活リズムを整え、ストレスを溜めないこと

を頭に入れて、ガスの量と上手に付き合えるようにしていきましょう。

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