【便通をよくする】ココアは便秘解消に効くのか、挑戦してみました。
実は私、便秘初心者なんです。覚えている限り、小さなころから最近まで、ほぼ毎日朝にはスッキリお通じがあるタイプでした。(知るかよそんな事なんて言わないてください)
でも、ここ数か月人生で初めての便秘になってしまいました。
便秘のひどい方からすると、まだまだ軽いのかもしれませんが、でも引き続き同情してください。お通じが1週間に2回くらいになってしまいました。
お腹がすごく張って重たい気がするし、便秘ってこんなにもつらいんだな、と今まで軽い気持ちで聞いてきた友人たち(達って一体どこまで人数いたんですか)の悩みがようやく理解できた気がしました。
そこで、初めて便秘解消に取り組むわけですが、まず、ネットで便秘解消に役立つものを探してみました。
乳酸菌、食物繊維、運動、など聞いたことがあるなぁというワードが並ぶ中、ココアが便秘に効くという情報を発見しました。
子供のころには飲んでいましたが、ここ最近飲んでないなぁという懐かしさもあり、このココアで便秘解消目指すことに決定!さっそくココアを買ってきました。(子供の頃の思い出が便秘目的で飲むことでまるで汚された気がしないでもないですが)
記事の目次
本当のココアは甘くない!便秘に対しては優しい!
やはり、混ぜ物が少ない純ココアがいいようです。そして、便秘に効果があるとされるオリゴ糖が豊富な豆乳で作るとさらに効果的なのだとか。それで私もココアと豆乳、そして砂糖代わりにオリゴ糖を買ってきて作ってみました。
温かいココアのほうがさらに効果があるそうなので、さっそく試してみました。子供のころにココアは甘い!というイメージがありましたが純ココアは少し苦みがありますね。
この新発見は便秘抜きで良かったです。そんな汚された大人になった私にはそれくらいが飲みやすいです。
ココアを飲んだら思いの外うまくいった
ココアを飲んでしばらく期待しながら待ってみました。ちょとだけ、お腹がクルックルッと鳴ってきました。
リズミカルに腸が動いてるのかなと嬉しかったのですが、それだけでした。
でも、飲みすぎると逆にお腹を壊してしまうこともあるそうなので、1日2杯までにしたほうがいいという野村昭子似の彼女の忠告を聞いて、その日はそれだけにしました。
次の日、朝一番にまたココアにチャレンジしてみました。すると昨日よりももう少し強めに腸が動いているのを感じました。そして10数分後、無事にお通じがあったのです。これは疑いようもなくココア効果ですね。
私はそれほどひどい便秘症ではないので効果も見えやすかったのかもしれません。もしかすると長く便秘をこじらせている方が効果を感じるにはもう少し長く続けることが必要かもしれません。
でもココアは即効性があると言うより暖かくしてじわじわタイプ
ココアにはリグニンという栄養素には腸の善玉菌を増やす効果があり、これが便秘解消にいいそうです。
また、リグニン自体食物繊維のように便を大きくする効果があるので腸の中で便を形成する働きを助けてくれるんだそうです。
でも、腸の中の環境を整えたり、便を形成する助けということだと、じわじわと効果が来る感じであまり即効性は期待できませんね。
ということは、初めにココアを飲んですぐ腸が動いているように感じたのは勘違いだったのでしょうか。(自信がないから頑張れるタイプだと大人になってから思いました。)
いろいろ調べてみると、どうやら暖かいものを飲むことで排便が促されることがあるようです。
私の場合も暖かいココアだったので、腸が動いたのかもしれません。でも、それが始まりで、その後、腸内環境が整えられていくのなら、それはそれでいいですね。
ココアはやっぱり適度に!3杯以上からおかしくなります
ココアで副作用、というのもおかしな感じですよね。ココアはお薬ではなく飲料ですからね。(そこは大人でも勘違いしません)でも、ちょっとあるんです、飲み過ぎた際のひどいしっぺ返しが…。
まず、ココアを飲みすぎるとお腹を下すことがあります。1日2杯くらいにしておきましょう、と言われていますがやっぱり何事も経験。試してみたいと思い、一日に5杯飲んでみました。
最後の1杯を寝る前に飲んだのですが、やっぱりそれが間違いでしたね。
寝て1時間と少ししたころ、お腹が痛くなって目覚めてしまいトイレに駆け込む羽目になりました。(ココアをこうやって必死で飲む大人を子供の方はバカにしてください。)
個人差があるとは思うのですが、ココアを飲みすぎてお腹が緩くなるのを通りこして下痢になる方は多いようです。やっぱり1日2杯が適度なようです。
飲むタイミングとしては、一番効果的なのは朝1番と夜ご飯の後だそうです。
私は朝食前と夕食を準備しているときに飲むようにしていますが、それでも十分効果がありますよ。(2つの事を同時にやれるタイプだと小学生の頃に評価されました)
もう一つの副作用はやっぱり砂糖の取りすぎで太る可能性ですね。純ココア自体は太る危険はないらしいのですが、苦みを消そうとしてその分お砂糖を入れてしまうとやっぱり太ってしまいますよね。
ココアは飲むだけではつまらない!
ココアをもっと上手に活用したい、と思ってさらに考えてみました。ココアは普通は粉状。だから外出先でも簡単にココア補給できるように、ココアクッキー作りはおススメです。
ココアとおから、蜂蜜、マーガリンを混ぜて薄くのばして型抜き、オーブントースターで焼くだけの簡単なおやつです。
おからの食物繊維、蜂蜜なども便秘解消効果があるということなので、このおやつでグンと便秘解消効果が上がりますね。(頻繁に便秘と言う言葉すいません。)
私の友人はヨーグルトにバナナを切ってのせ、ココアと蜂蜜をかけて毎朝食べることで便秘解消に成功したそうです。
大人になった私は体の生々しい悩みを、おしゃれな見た目で解決する方法を覚えたのでした。
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この記事の筆者
深山佳代(仮名)
1978年生まれのアラフォー主婦。若いころから便秘持ちで食事改善、漢方、ツボ押し、薬など、トライした改善方法は数知れず。便秘に「苦しむ」「悩む」「だから調べる」を繰り返しているうちに、専門家も真っ青な便秘への知見を身につける。元の趣味はネイルだったが、悲しいかなトイレ周りの環境を快適化させるのが現在の趣味に。この世からなくなった生きていけないものは「ウオッシュレット」。TOTOの株主。