便秘でポッコリしたお腹解消の経緯は一言では片付けられません。
便秘でポッコリしたおなかを私はそうやって解消しました。便秘が続けばおなかがはった感じがするだけでなく、実際ポッコリおなかとなってビジュアルに現れますよね。
手足や顔はそうでもないのにポッコリでたおなかって恥ずかしいですよね。
1年間妊娠してるとやゆされた事もあって私は絶望に打ちひしがれる時もあった。
そんなポッコリおなかどうにかしたいと思ってもがいてる日々は私の貴重な青春を奪った。
だけどどうにかしたいと即効性を求めたってお薬には頼れなかった。お薬が体に慣れたらますます量を増やすとか依存症になりそうだと思ったから。
だけど効果があってOLとしての私を華やかに彩ってくれる方法をついにやっと見つけた。それは「ツボ押しとお茶」
渋いようだけど勤務中にツボを押し、お茶をコンスタントに飲む私を見れば周りがときめくと、自意識過剰じゃなく希望を持てた。
ツボ押しの本場、中国4000年の歴史はダテじゃない
以前の私は中国への旅行のツアーガイドに近いお仕事をしていました。通訳兼ガイドといった感じで何度も中国へ行ったり来たりしてた。(中国語が使える言う事で私はそのぶん得意気に会社にも通えたわ)
私は本当は腸がウンチで溢(あふ)れてる以外健康そのものな人間なのでやれ中国のはりだおきゅうだ、マッサージだなどには全く興味はなかったんです。
けれど仕事で下見しなければいけなかったので、パンダで有名な四川省にある一見の有名なツボ押し、按摩(あんま)専門店に行ってきました。
ものすごく人が多くたくさん待っていて仕事でやってんのに同僚や他の人にも笑われるんじゃないかウンチ抱えてる腸と胃がキリキリ痛んだ。
だから「まぁ、こんな流行(はや)っているならいいのだろう、今度予約を入れて来よう。」と切り替えてその場を後にしようとした所、
専門医に恥を指摘されてからあれこれさました
手招きされました。按摩(あんま)のスタッフに。
下見として取材すると電話で伝えていたので長い行列を横目で見ながら店内に入りました。その時はさっきまでの被害妄想と比べて優越感に浸りまくり。
でもこれと言って病気はないので何で試そうかなと思っていたところ、さすがにツボ押し専門医の眼力はすごいかった。
私の手を取り、いくつか押してすぐに「便秘だな」と断言しました。その通りで特にガイド旅行の後の下見ということで普段日本にいる時よりも輪をかけての便秘でおなかもポッコリしていました。恥ずかしかった。
とはいっても帰りの飛行機の時間も迫っていることは事実だったので「次回でお願いします」伝えたら「心配はいらない、20分で治る」と言われ、おもむろにそしてあおむけに寝るよう指示されました。
そしておなかのツボを何度かギュっギュっと、そして手のひら、足の裏、足のすねあたりをな何度もギュギュっと。すごく痛かったのですがあっという間に終わりました。
されるがままで恥ずかしいと思ったら助手から何やら黒いお薬のような液体を持ってきました。
「涼茶」と言われる漢方に近い、薬草のお茶みたいなもので時間もなくて焦っていた私は(ウンチを流す時間も一応頭には入れてました)一気に飲み干してその場を後にしました。
大量ウンチは私の初セックスみたいだった
空港に着いたときは「トイレに行きたいな」荷物を預けたらウンチを出したくなりました。
荷物と同時にベルトコンベヤーにウンコを置いて運んでもらえと思いましたが中国のトイレは最悪で、普通の洋式トイレなのですが、普通は座るところに上ってまたいでまるで和式のような感じで用を足すんです。
私もその要領で座ったらすごい勢いで大量のクソが出てきたのです。うわー、すごい量だなと思わず見とれるくらいです。(人間誰しも自分のウンチに見とれる時があると思います!)
私の人生の中で初めての経験と言えるくらいのすごい量でした。(私が生まれてから今までってなんでしょうね 人生の中で一番、ウンチを出したって感動するなんて)
なにはともあれ、汗でメイクも剝がれ下品な私が顔にも現れている私はちょっとよろよろとしながらトイレを出て、急いで登場口へ向かいました。
本当のホームレスになりそうになった8時間の瀬戸際
なんだか、ぐったりしながらどうにか飛行機に乗り込んだ私、さすがに中国のツボ押しは違うなと思っていると、おなかに差し込みがきました。
え、あんなにでたのにまだあるの?と思いながらトイレに行くと、また出るんです、今度は少々下痢気味でした。そしてトイレから出たらまたしたくなると言う繰り返し‥
不審に思ったのか、心配してくれたのか、外からドンドンたたかれています。
中国機だったので中国語と英語で呼ばれているんですが、いや、こんな焦った状況で外国語は出てきません。
ホームレスとなった私が警官に絞られるんじゃないかと妄想しました。そしてさすがにそこまですれば本当におなかがキュッとへこみました。
支溝(しこう)、天枢(てんすう)、三陰交
「支溝(しこう)、天枢(てんすう)、三陰交。」
便秘に効くツボ、というのはけっこうあるのですがいろいろ聞いて、自分でも試した結果、私はこの3点が中国4000年の歴史が凝縮されている思っています。
(そんな事中国で言えば怒られて死刑大好きなあの国。公開処刑されそうですね。この文章は中国語に翻訳されて私、殺されたりして)支溝(しこう)、天枢(てんすう)、三陰交は即効性と効果が見えやすいのでお勧めですね。
まず、支溝(しこう)です。これは腕にあります。手の甲を上にした状態で、手首から指3本分肘側に入ったところの中央。というのが定義です。
そこを反対側の手の親指で押してみてください。グーッと力を込めて3秒くらい、そしてはなすを10回くらいくり返してください。
次が天枢(てんすう)です。これも有名なツボなんですが、おへその両脇、指3本分の地点です。私はのの字マッサージ(おへそを中心にのの字を描くように手でマッサージすること)の際にこの地点にぐっと力を込めます。
グルグル回してぐっぐっとという感じで、やはり10回くらい押してあげます。
もう一つが三陰交と呼ばれる足の内側にあるツボです。くるぶしから上に指4本分ほど上がった地点です。
ここはぐっと押すというよりも親指をツボにあて、手で足自体をギュッと握りグリグリと横に動かす感じで押していきましょう。
ここは痛いというよりもいた気持ちいいツボですよ。(やっぱり私さすがに詳しいでしょ 中国の細かい情報)
日本人は自分で作ったブレンド茶で
はじめ、中国でツボを押したときになぜあそこまで効果が出たのか、涼茶と呼ばれるお薬茶の効果も大きかったと思います。日本でも多数の便秘茶が出回っていますよね。
しかし、私はあの飛行機の中での事件があったのできついお茶には手を出さないことにしました。(もう、たくさんです)
そして、行きついたのが自分ブレンド漢方茶ですね。基本はルイボスティー、ここに漢方では桂皮(けいひ)と呼ばれるシナモンと、当帰(とうき)と丁子を加えます。それを飲むだけですっきりとでも腸が暖かくなるのを感じます。
ツボ押しをするときは水分をたくさんとることが必須ですからね。
自分でブレンドがめんどくさいなという方は市販されている中でも即効性ではないものを選んで、できるだけ1日何回かに分けてたくさん飲むようにすると良いと思います。
ツボもお茶も簡単な方法ですから、ぜひだまされたと思って試してみてください。だまされてきた私がたどり着いた正解だから間違いはきっとないと思います。
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この記事の筆者
深山佳代(仮名)
1978年生まれのアラフォー主婦。若いころから便秘持ちで食事改善、漢方、ツボ押し、薬など、トライした改善方法は数知れず。便秘に「苦しむ」「悩む」「だから調べる」を繰り返しているうちに、専門家も真っ青な便秘への知見を身につける。元の趣味はネイルだったが、悲しいかなトイレ周りの環境を快適化させるのが現在の趣味に。この世からなくなった生きていけないものは「ウオッシュレット」。TOTOの株主。