昔からそこにあった。キダチアロエは便秘を克服
女性の皆さんにとって便秘は深刻な悩みの一つですよね。恋や愛以上に煩悩の一つと言っても過言でない! 便秘でおなかが痛い、膨満感がある、に始まり、腰が痛くなったり肩が凝ったり、頭痛や吐き気にもつながる。
女性の全ての悩みは便秘から。 実は私は若いころはそんなに便秘体質ではなかったんです。
それが20代半ばに仕事に忙殺される日々が続き、気づけば体もお肌も何もかもボロボロに。その時に便秘にもなってしまった気がします。
自律神経の乱れもあったでしょうし、何より生活リズムがすっかり乱れました。昼夜逆転生活だったのでやつれました。
ゆっくり湯船につかり、落ち着いてトイレに座ってという時間もなくやつれる生活苦サークル。食生活の乱れも想像するに難しくもないですよね
その時以降、ささいなことがきっかけで便秘を再発し、こじらせていくようになりました。便秘ってクセになりますよね。
何度か、市販の便秘薬を試して、便秘解消に取り組んだりしているのですが、便秘をこじらせて、薬を飲んで、というのは悪循環なような気がします。
どうにか、便秘を一度すっきりと解消し、便秘にならない体質つくりを目指していきたい!と思った時に、ふと私のおばあちゃんのことを思い出しました。
記事の目次
おばあちゃんが私の腸に語りかけてくれました
私は比較的おばあちゃんっ子で、小さいころからおばあちゃんの手伝いとかしていました。おばあちゃんは、ひどい便秘症でおなかの痛みで寝ていることもしばしばありました。
そして、よく私に「アロエの葉をとってきて」といい、おばあちゃんはアロエをすり下ろして食べていました。
私も一緒にちょっと食べて「なんで‥こんなおいしくないものを」と不細工な顔で思っていたのですが、あれはおばあちゃんの知恵。便秘解消対策だったのですね。
思い起こせばおばあちゃんのお家の庭には鉢植えでいろんな種類のアロエがありました。でも食べるのは決まって1種類、キダチアロエだったんです。
当時はもちろん名前は知りませんでしたが、今確認すると間違いなくキダチアロエですね。
キダチアロエの便秘解消効果は最近でも注目を集めているようですが、日本では古くから普通に行われてきた対策だったと言えるでしょう。
(無理に便秘と結び付けてるとお思いでしょうか? そう考えないとやってられないって話です 分かりますよね?)
いざ!キダチアロエを誰のためでもなく!
キダチアロエで便秘解消を狙うには、生葉を20グラムほどそのまま食べることが必要みたいです。でも、アロエベラなどのように皮をむいて食べるタイプでないだけに、食べにくさは否めません。(私は詳しいです)
もうこうなると、おばあちゃんのやり方の記憶をたどってまねしてみましょう。
ネットなどで調べてみるとキダチアロエをすりおろしたものに、レモンや蜂蜜を足すといいようですので、私もそうしてみました。そうすると嫌な苦みが消えて多少食べやすい気はします‥。
便秘がひどい人でも半日でスッキリ効果を実感できると言われていますが、果たして、と思っていると飲んで2時間もたたないうちに初めてのお通じがありました。それが本当にいきなりやってくる便意、ザアーと出る感じでした。
キダチアロエは緩下剤と呼ばれるそうで、本当に効果が見えやすいと言われていることを身をもって知りしました。20グラムずつ1日2回くらい食べることができるとありましたが、私は1回で十分というくらいでした。
でも、今回は徹底して便秘解消したかったので、(嫁になる前の心身の洗浄です)量は多くなくても毎日食べ続けることにしました。それによって毎日毎日お通じがあるようになったんです。
彼氏はお通じで喜ぶ私に顔が引きつっていましたがもう、気にしないことにしました。いままでと1番違うのは便秘によるガスが改善されたことです。
今まで便がたまって、そこから発生したガスでパンパンになっていたおなかのガスがなくなり、腸が正常に動き始めたのを本当に本当に実感できています。
手軽な粉末タイプも苦味もグッと少ない
最近では通販でキダチアロエの粉末も手に入れられるようになりました。これだと、アロエをすりおろしたりする必要もありませんし、何より飲みやすいです。
どうしてもアロエの苦みが気になって食べられないという方には粉末をお勧めします。
食べるよりも少ない量で効果が出るので、初めの時には量を調整しながら飲むようにしてくださいね。いきなりおなかを下してしまうなんてことになりかねません。
これからは毎日キダチアロエと付き合う生活 彼はそんな私の風景を毎日見る
キダチアロエは比較的栽培しやすい植物です。私はベランダに大きな鉢二つで栽培しています。毎日食べると言っても1回の量がそんなに多いわけではありませんので、これくらいで十分です。
私は、自分で栽培したものをとり、きれいに洗っておろし金ですりおろし、これにレモン汁と蜂蜜を加えてから20グラムずつくらいはいる製氷皿に入れ冷凍保存しています。
(もちろん私しかこれ利用できません。気持ちを分かってくれるのは読者しかいません)
手軽に長く続けられるよう工夫していくことも大切です。
とはいっても、キダチアロエのあのすっきり効果を一度味わうと、めんどくさくてもいい、毎日やろう!という気にもなるんです。
日本古来より受け継いできた先人の知恵、アロエで頑固な便秘も撃退し、スッキリしたおなかを維持できるように頑張りましょう。
複雑な運動も何もいらない、ただアロエを食するのみですから、長く続けられそうですね。これからも
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この記事の筆者
深山佳代(仮名)
1978年生まれのアラフォー主婦。若いころから便秘持ちで食事改善、漢方、ツボ押し、薬など、トライした改善方法は数知れず。便秘に「苦しむ」「悩む」「だから調べる」を繰り返しているうちに、専門家も真っ青な便秘への知見を身につける。元の趣味はネイルだったが、悲しいかなトイレ周りの環境を快適化させるのが現在の趣味に。この世からなくなった生きていけないものは「ウオッシュレット」。TOTOの株主。