乳酸菌を食品でとるならこれがオススメベスト5
あ~、おなかいっぱい。今日のご飯もおいしかった~。
おなかいっぱいご飯を食べられるって幸せですね~。今日食べた食べ物の中に、乳酸菌が入っている食べ物がありましたか?ドリンクやサプリやヨーグルト以外にも食べ物で乳酸菌を取る事はできます。
食生活を少し意識して、善玉菌を増やしましょう。
塩麹(こうじ)
話題の調味料としてブームになった塩麹(こうじ)を知っていますか?
お肉やお魚を塩麹(こうじ)に漬けるとおいしいですよね!
おっ、すばらしい!私もよく利用しています。調味料として利用する麹(こうじ)の原料は穀物です。だから塩麹(こうじ)に含まれている乳酸菌は植物性乳酸菌なんです。
酸に強いと言われますが、熱にも強く、100℃の熱にも耐える事を知っていますか?お肉やお魚を焼いても、酸にも熱にも強い植物性乳酸菌がきちんと腸に届いてくれる事がわかります。
塩麹(こうじ)には食品のデンプンやタンパク質を分解する酵素も豊富で、お肉や魚などを柔らかくしながら、甘みやうまみを引き出します。
さらに、この酵素は抗菌作用、抗酸化作用、整腸作用、抗アレルギー作用などすばらしい効果を兼ね備えています。乳酸菌のチカラと酵母の働き、豊富な栄養も味わう事ができるスーパー調味料という訳です。
みそ
「みそは医者いらず」っておばあちゃんが言ってました。
それはとても良い言葉ですね。みそは大豆のタンパク質が酵素により分解されています。
水溶化された成分は、私たちの体では作る事ができない必須アミノ酸8種類、ビタミン、無機質、などからなり豊富な栄養に驚かされます。もちろん乳酸菌も豊富ですよ。
「1日3杯以上のみそ汁で乳がんの発生率が40%減少」「みその塩分は胃がんを促進しない」「みそは脳卒中、痴ほう症、心臓疾患なdの発症を低下させる」などみその効用には多くの研究者が注目しています。
高い健康効果があるのは、植物性乳酸菌のチカラも大きい事を忘れてはいけません。毎日の食事にみそ汁を食べて健康で元気な腸を手に入れましょう。
ぬか漬け
朝ドラの「ごちそうさん」を見てぬか漬けがやりたいと思ったんです。
そう思った人も多いかもしれませんね~。和食の定番のぬか漬けにはすばらしい健康効果があります。その健康効果を引き出しているのが植物性乳酸菌です。
腸内の免疫細胞が活性化され、風邪予防、アレルギー体質の改善、肥満のリスクを減らし、便秘解消、がんの抵抗力をアップさせるなど、現代人の体を改善するにはぬか漬けのパワーが必要なんです。
ぬか漬けは「管理が難しい」「毎日かき混ぜるのが大変そう」と思う人が多いかもしれませんが、ジップロックにぬか床を入れて簡単に楽しめる方法があります。
冷蔵庫に入れると雑菌の繁殖も抑えられ、手入れも楽です。毎日のぬか漬けを食べて健康になりましょう。
醤油(しょうゆ)
えっ、醤油ですか?醤油に乳酸菌のイメージはありません。
そうでしょ。醤油は麹菌、酵母、乳酸菌によって作り出されています。大豆と小麦をこの微生物たちが働き、作ってるのです。
醤油に含まれる乳酸菌は塩分にとても強く、醤油を造る際の温度の上昇と共にどんどん増えます。そして、酸度を低下させ、自分が作った酸により死滅します。この乳酸菌のチカラにより味がきまり、死菌として醤油にのこります。
さまざまな料理の味付けに欠かせない醤油は腸内細菌のためにも上質なものを選びましょう。
なぜなら、食品添加物が多く含まれている醤油は、コストを削減することから、さまざまな微生物が長い年月かけて発酵させるという部分を短縮してあります。
本来ならば醤油のなかにいるはずの微生物がいない醤油が出来上がっています。自然に発酵した上質な醤油で乳酸菌を取り入れましょう。
キムチ
冬に食べるキムチ鍋はおいしいですよね~。私、大好きです。
身体も温まるし、いいですよね~。キムチは乳酸発酵食品です。時間がたつにつれてすっぱく感じるのはそのためです。キムチの乳酸菌は強いと評判の納豆菌まで食い殺すほど強く、酸にも負けません。
ドリンク剤につかわれ肝機能を高めるタウリン、疲労回復に効果があるアスパラギン酸などを豊富に含み、体の不調を整える効果が期待できます。
アメリカの健康専門月刊誌では「世界の5大健康食品」に選ばれ、世界中で注目されていますが、食べ過ぎはいけません。キムチに含まれているカプサイシンは刺激成分なので胃痛、便秘などの原因にもなります。
さらに塩分も注意が必要です。乳酸菌を多く取り入れようと、キムチを大量に食べるのではなく、少しずつ回数を分けて食べましょう。
まとめ
私たち日本人は発酵食品をかしこく利用し、健康的な食生活を送っていました。私たちの身の回りにある乳酸菌が含まれている食べ物を見直し、食生活に取り入れましょう。
体は食べ物によりできています。作られた食べ物ではなく、自然にある食べ物を調理し、しっかりと食べる事が何よりも健康につながるのではないでしょうか。