乳酸菌でダイエットするなら押さえておきたい4つのポイント
食べるのは好きでもダイエットは苦手という女性は多いですね。
ダイエットをする時って、ついつい食べる事に注目してしまいがちですが、それらを出すことも同じくらい大切です。
きちんと食べたものを出す事ができれば体はスリムになるはずですよ。
では、出す事に注目した乳酸菌でのダイエットを見て行きましょう!
記事の目次
体のサイクルを整えるために必要なのは乳酸菌だった!
食べて消化して出すという一連の流れがきちんとできていますか?
スリムになるのか、ぽっちゃりになるのか、そのカギを握っているのは腸の中の善玉菌の数です。
必ずしも便秘になりやすいから痩せにくいとはいえませんが、便秘は体に悪い物をためやすい体質です。
腸の中は悪玉菌が多く、体に悪い影響を与える毒素でいっぱいです。
代謝がスムーズにいかない体は、血行も悪く、脂肪も蓄積しやすいので要注意です。
体のサイクルが乱れているので、しっかりと腸に届く乳酸菌を取り入れて体の中をキレイにしましょう。
乳酸菌が腸内で働く事で悪玉菌が減り、便秘になるリスクも同時に減ります。
腸内細菌が消化を助けて、健康的に痩せられる!
今まで、食べ物の成分を分解するのは消化酵素だけだと考えられていました。
しかし、腸内細菌が大切な栄養分や水分を分解し、消化から排せつまでの作業すべてに関わっていることが分かってきたのです。
腸の中はとても多くの繊毛があるのを知っていますか?
繊毛の細かい部分に多くの腸内細菌が住み着いています。
酵素により分解された食べ物もを腸内細菌がさらに分解し、体に取り込むのか、老廃物として排せつするのかを決めています。
腸内細菌の中でも善玉菌が多いほど食べ物を分解する力が強いので、免疫力も向上する事ができます。
代謝が上がりダイエットにつながると共に、病気になりにくい体が手に入るのです。
ガセリ菌SP株を含むヨーグルトでメタボ対策!
また、乳酸菌は消化の手助けをするだけでなく、内臓脂肪を減らす効果がある事も分かってきました。
今、メタボと戦う乳酸菌として注目されているのです。
雪印乳業、日本ミルクコミュニティーなどの企業と、病院や大学が作った研究グループはガセリ菌SP株の摂取で内臓脂肪が減る事を学会で発表しています。
内臓脂肪が多い人は、食生活の乱れにより腸管バリアーが破壊されています。
その部分から肥満にしてしまうような物質が血液に流れ込み、脂肪を蓄えやすくしているのです。
という事は、腸管バリアーを修復してくれる菌がいればいいのです。
ガセリ菌は人の腸に90日間とどまる事ができる菌です。
そのため、すぐれた整腸作用はもちろん、コレステロールの低下などさまざまな効果が認められています。
きちんとした臨床実験も行われ、肥満傾向の87人の男女に12週間摂取させた所、内臓脂肪面積が4・6%減、皮下脂肪面積も3・3%減という結果が出たそうです。
つきやすく落としやすいといわれる内臓脂肪に対して、高い効果が出た事がわかっています。
腸内細菌の数が太るか痩せるかを決める!
さまざまな乳酸菌があるので、自分にメリットを感じられる乳酸菌を摂取する方が効率がいいです。
太っているマウスの腸内細菌を痩せているマウスに移植する実験が行われました。
すると痩せたマウスは太ってしまったそうです。
腸内細菌が太る体質かどうかまで決める事が、この実験で証明されたのです。
まとめ
ダイエットでいくら運動しても、腸内細菌が少ないとすぐにリバウンドしてしまいます。
無理なダイエットをするよりも、まず腸を整えるために乳酸菌を摂取しましょう。
乳酸菌の中でもガセリ菌はダイエットにオススメです。
ヨーグルトなどでまず腸管バリアーを修復し、痩せやすい体質に体を変えて行きましょう。