【漬物育ちの乳酸菌】植物性乳酸菌ラブレは胃酸に強かった/効果と口コミを検証
今回ご紹介するのは、カゴメが製造・販売している「植物性乳酸菌ラブレ」です。
この商品の最大の特徴は、名前にある通り「ラブレ菌」が配合している点です。
「植物性乳酸菌ラブレ」は、タブレットタイプで60億個以上、カプセルタイプで100億個以上の「ラブレ菌」を配合しています。
みなさんは、「ラブレ菌」についてどのくらい知っていますか?
「ラブレ菌」は植物性乳酸菌といって、乳製品に含まれる動物性乳酸菌とは種類が異なります。
この違いが何を意味するのか、また、「ラブレ菌」とはどんな菌なのか、まずはその点をご説明します。
記事の目次
日本人に馴染み深い植物性乳酸菌は胃酸や消化液に強い
※カゴメ社hpより引用
実は、乳酸菌には「動物性」と「植物性」の二つのタイプが有ります。
動物性乳酸菌は、乳製品など栄養豊富な環境の中で育ちますが、植物性乳酸菌は、野菜や豆、米や麦など栄養が乏しく、タンニン・塩分など菌の成長を阻む成分が含まれている環境で育ちます。
そのため、強固な乳酸菌となり、胃酸や消化液をくぐり抜け、腸で生きる確率が非常に高くなるのです。
植物性乳酸菌の摂取量は減少している
※カゴメ社hpより引用
日本人は、昔から味噌や漬物を食べることで植物性乳酸菌を摂取していました。
日本人は古代から穀物や野菜中心の食生活を送ってきたため、欧米人に比べて腸の長さが50~60センチも長いと言われています。
植物性乳酸菌は昔から日本人の長い腸を通っていたわけですので、動物性乳酸菌よりも日本人と相性がよく、健康づくりに役立つと考えられます。
しかし、食生活の変化によって、日本人の植物性乳酸菌摂取量は減少傾向にあります。
植物性乳酸菌の摂取量が日々の健康維持につながっているのであれば、今一度植物性乳酸菌の摂取について考える必要があるでしょう。
その植物性乳酸菌の中でも特に優れいているのが「ラブレ菌」です。
以下ではラブレ菌の特徴についてご紹介します。
日本各地に伝わる乳酸菌を使った民間療法
余談ですが、日本各地には、お腹の調子が悪いときには、乳酸菌を多く含むなれ鮨を食べたり、漬物の漬け床を湯で溶いて飲む民間療法が伝えられています。
これは乳酸菌を利用して、腸内の環境を整えようとしている例です。
つまり「乳酸菌」という言葉を知るよりも早く、日本人の体はその健康効果を知っていたのです。※カゴメ社hpより引用
漬物の中から発見された「ラブレ菌」ってどんな菌?
植物性乳酸菌である「ラブレ菌」は、正式名称を「ラブレ菌KB290株」といい、ルイ・パストゥール医学研究センターの岸田綱太郎博士が発見しました。
岸田博士は、「京都の男性は全国二位の長寿」という新聞記事を目にして、京都人が好んで口にする漬物に着目しました。
そして、酸茎菜というカブの一種を漬け込んで作られる「すぐき」の中から「ラブレ菌」を発見したのです。
「ラブレ菌」の腸内生存率は特に優れている
※カゴメ社hpより引用
京都の漬物「すぐき」から発見されたラブレ菌は、塩分や酸度が高い環境で育った乳酸菌です。
そのため、植物性乳酸菌のなかでも特に腸内生存率が高い乳酸菌なのです。
「ラブレ菌」には、インフルエンザの予防効果があることが確認されている
※カゴメ社hpより引用
カゴメ社は、日本の小学生約3000人を対象にラブレ菌を含む飲料を飲んでもらうという実験を行いました。
その結果、ラブレ菌を摂取した集団は、摂取していない集団に比べて、一定期間にインフルエンザを発症する割合が低くなりました。
ラブレ菌を含む飲料を継続的に摂取したことで免疫力が高まり、インフルエンザを予防したのです。
「植物性乳酸菌ラブレ」の3つの特徴とは?
植物性乳酸菌や「ラブレ菌」についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
ご紹介した植物性乳酸菌の中でも、特に優れている「ラブレ菌」を配合したのが「植物性乳酸菌ラブレ」です。
ここからは、「植物性乳酸菌ラブレ」が持つ3つの特徴について詳しく見ていきます。
一粒に100億個以上の「ラブレ菌」を配合
「植物性乳酸菌ラブレ」サプリメントタイプは、手軽に「ラブレ菌」を摂りたいという声から生まれた商品です。
そのため、カプセル1粒で1日の摂取量の目安を摂れることを目指して作られました。
生きたままの「ラブレ菌」をこれだけ詰めたサプリメントは、国内ではおそらく「植物性乳酸菌ラブレ」が初めてのものです。
※カゴメ社hpより引用
商品タイプ | ラブレ菌含有量 |
カプセル1粒 | 100億個 |
タブレット3粒 | 60億個 |
飲料タイプ | 記載なし |
「ラブレ菌」の効果を最大限活かすフリーズドライ製法を採用
実いうと「ラブレ菌」は、温度・水分・栄養等の条件がそれっていないと増殖しないという弱点があります。
その弱点を補うために、採用されたのがフリーズドライ製法です。
通常の乾燥方法は、天日に干したり、熱を加えて水分を蒸発させます。
これに対し、真空状態にし、気圧を下げて水分を昇華させ乾燥させるのがフリーズドライです。
気圧を下げていくと、沸点もどんどん下がり、低い温度でも沸騰します。
そして、沸騰する際に気化熱が奪われ、だんだん温度が下がり、真空状態の中で乾燥させるのがフリーズドライ(真空凍結乾燥)です。
※コスモス食品hp フリーズドライのメカニズムより引用
この問題は「ラブレ菌」から水分を取り除き、休眠状態にすることで解決できますが、水分を除くために乾燥させると菌自体が死んでしまいます。
そこでフリーズドライ製法を使って、菌を生きたまま休眠状態にし、体内の水分で再び活動し始めるようにしたのです。
味やカロリー、飲み方から選べる6種類の商品ラインナップ
おいしいものでも飽きは必ずやってきます。植物性乳酸菌ラブレ飲料は、味やカロリー・配合栄養素により、6種類のラインアップがあります。
食物性乳酸菌ラブレのサプリメントは、形状や配合成分の違いで、タブレットタイプとカプセルタイプを選択できます。
飲料タイプは、カロリーを抑えたり、追加の栄養素を加えたりした以下の4種類から選択できます。
- 通常の「プレーン」、
- カロリーを抑えた「ライト」、
- 1本に1日に必要な鉄分を加えた「ライト・1日の鉄分」
- ビタミンB2B12を加えた「1日分のビタミンBB」
どんな方に向いているか?
「植物性乳酸菌ラブレ」は、日本人に馴染みのある「ラブレ菌」を使用しています。
公式サイトには、以下の方にオススメと書かれていました。
- 「若々しく健康でいたい大人」
- 「みそや漬物など伝統的な日本食を食べる機会が減ってきた方」
- 「キレイでイキイキとした毎日を送りたい方」
ヨーグルトなどに入った動物性乳酸菌による効果が実感できなかった方や、体内環境を整えたい方に向いていると思います。
ただし注意点として、原材料に大豆が含まれていますので大豆アレルギーのある方は飲むことができません。
また、体質・体調によりまれに体に合わず、かゆみや発疹、胃腸の不快感などが出ることがあるので注意して下さい。
実際に注文して、「植物性乳酸菌ラブレ」を詳しく検証してみた!
ここからは、実際に「植物性乳酸菌ラブレ」を注文して、食べてみて分かったことをご紹介します。
味とにおい
カプセル型なので、味とにおいはありませんでした。
試しに、カプセルを開けて粉末を食べてみましたが、甘さを抑えた「きなこ」のような味でした。
余談ですが、ドリンクタイプのラブレは高密度発酵製法で、苦みを極限までおさえています。
2006年の発売当初は、人によっては苦みや雑みを感じることがありました。
しかし、その後に研究を重ねて、ラブレ菌だけを濃縮させて発酵させる「高密度発酵製法」を生み出し、苦みや雑みのないすっきりした飲料へと変化しました。
飲み方
飲料タイプはそのまま好きな時間に飲むことができます。
タブレットタイプは水なしにかんだりなめたりして飲みます。
カプセルタイプは、水と一緒に飲みます。
特に、空腹時より胃酸の影響を受けにくい食後に摂取することがおすすめです。
内容量とカロリー(一日あたり)
商品タイプ | 内容量 | カロリー |
カプセルタイプ | 1カプセル:重さ412mg | 1~3kcal |
タブレットタイプ | 3粒:重さ3・6g | 1~12kcal |
飲料タイプ(プレーン) | 1本:80ml | 32kcal |
原材料
カプセルタイプの原材料
乳酸菌末(デンプン、還元麦芽糖水飴、乳酸菌)、HPMC、ステアリン酸カルシウム、(原材料の一部に大豆を含む)商品ページより引用
タブレットタイプの原材料
還元麦芽糖水飴、デキストリン、還元パラチノース、乳酸菌末(デンプン、乳酸菌)、フラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、キシロオリゴ糖、食物繊維(イヌリン)、セルロース、ステアリン酸カルシウム、香料、糊料(プルラン)、クエン酸、(原材料の一部に大豆を含む)商品ページより引用
飲料タイプ(ラブレプレーン)の原材料
りんご果汁、大豆飲料、豆乳クリーム、乳製品、しょうが汁、安定剤(ペクチン)、香料、酸味料 商品ページより引用
トマトでお馴染みのカゴメ株式会社が製造・販売
創業者である蟹江一太郎氏がトマトの栽培を始めることから、「カゴメ」は始まりました。
以来、トマトトマトソース、トマトケチャップ、ウスターソース、トマトジュースなど、ありとあらゆるトマト加工調味料や飲料を販売してきました。
1969年のミカンジュースとリンゴジュースの販売を皮切りに、飲料製造に力を入れるようになり、2006年の「植物性乳酸菌ラブレ」の発売へと至ったのです。
企業モットーは「感謝」「自然」「開かれた企業」です。
創業者の蟹江一太郎氏が、経営者として最後に到達した境地が、自然に対するそして多くの人との、出会いへの感謝でした。
その感謝を常に忘れずに、カゴメの商品の源である自然とともに、社会に対して常に開かれた企業でありたいという思いが、この三つの言葉に込められています。
「植物性乳酸菌ラブレ」の購入方法と料金プランについて
商品の値段、1日あたりの価格
「植物性乳酸菌ラブレ」の飲料タイプはネットでは1本130円前後で売られています。
実店舗では1本110円から150円程度で販売されています。
サプリメントの「食物性乳酸菌ラブレ」タブレットタイプは月に一度の定期購入を選択しますと少なくとも3回は継続して購入する必要があります。
カプセルタイプは月に一度の定期購入を選択しますとタブレットタイプのサプリメントと同様、少なくとも3回は継続して購入する必要があります。
購入方法 | 価格 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
飲料タイプ1日1本 | 約110円~150円 | 約110円~150円 |
タブレットタイプの通常購入 | 1袋3600円(税込み)+送料411円 | 約134円 |
カプセルタイプの通常購入 | 1袋4628円(税込み)+送料411円 | 約168円 |
飲料タイプの定期購入 | 2015年5月現在情報がありません | 2015年5月現在情報がありません |
タブレットタイプの定期購入 | 1袋3034円※送料無料 | 約101円 |
カプセルタイプの定期購入 | 1袋4062円※送料無料 | 約135円 |
※2点以上注文するとき、もしくは定期購入するときは送料無料です。
返品と返金ポリシー
飲料タイプは食品ですので、返品することができません。
サプリメントタイプのものは商品到着後7日以内、かつ、未開封の場合、お客様サポートに連絡の上、送料購入者負担で返品することができます。
「植物性乳酸菌ラブレ」に関するお客様からの口コミ
「植物性乳酸菌ラブレ」は味がおいしいという口コミが多かったです。
効果については、人によってまちまちでしたが、効果を感じたという口コミも複数ありました。
こちらはTwitterからの口コミです。
また最近腸内ガーデニングに精を出しています。育てる乳酸菌を色々試してみましたが、どうやら私の腸はラブレ菌と相性が良いように思う。アイドルの推しメンのように、ひとつ推し乳酸菌を選んでおくのが嗜みになる時代が来るんじゃないかしら。来ないかしら
— 最富キョウスケ (@motomikyosuke) 2016年8月16日
ラブレ飲んでだいぶたつのになんも効果ないんだけど(笑)
— りうと (@riuton08) 2014年1月9日
一人で一気に3本飲むのは多分普通じゃないけどなんか元気になる気がするからほんと助かってるラブレ。。。ただの乳酸菌だけどほっとする pic.twitter.com/QbmdgSl3kJ
— [M▲kya]指導案早く書いて (@Mary190201) 2016年8月11日
Q&Aコーナー
常温保存が可能で、生きた乳酸菌が取れるという点では同じです。
カプセルタイプにしかない特徴は、1粒で手軽に乳酸菌を取れることです。
タブレットタイプにしかない特徴は、食物繊維やオリゴ糖を加えバランスを整えていることです。
食事などによって摂取した乳酸菌は、一般的に2~7日で体外に排出されてしまします。
そのため、摂取する期間を設けるよりも、飲み続けることで習慣化する必要があります。
まとめ:日本人に馴染の乳酸菌に興味がある場合は試してみるとよいかも
「植物性乳酸菌ラブレ」は、日本人に馴染みのある「ラブレ菌」を使ったサプリメントです。
普段ヨーグルトなどで動物性乳酸菌を摂取していて、効果が出ない方は使ってみると良いかもしれません。
乳酸菌サプリメントを使ったことがない方は、オーソドックスな動物性乳酸菌サプリメントから始めることをオススメします。
みなさん、自分にあったサプリメントを見つけて、日々の健康に役立ててください。
このサイトでは、他の乳酸菌サプリメントも紹介していますので、是非参考にしてみてください。
「植物性乳酸菌ラブレ」公式URL:http://shop.kagome.co.jp/lineup/labre-tablet/