赤ちゃん便秘はこれさえ見れば大丈夫!

ママにとって赤ちゃんのうんちは、健康を知るための大切なバロメーターですよね

ほとんどのママが声をそろえて言うのですが、自分の赤ちゃんのうんちをチェックするのって不思議と全然嫌じゃなんです。

そんな赤ちゃんのうんちが一回も出ない日があったりしませんか

あんな小さな体でうんちが出てなかったらどんなにつらいだろう、と考えただけで泣きそうになります。

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今回は、赤ちゃんが便秘になってしまう主な理由を大きく3つの時期に分け、どんなことをしてあげられるかを取り上げていきます。

赤ちゃんのうんちが出ないときにオタオタしないためにも、一緒勉強しましょう!

ねんね期の赤ちゃんが泣いて喜ぶ「のの字マッサージ」が一番!

ねんね期といわれる時期、生まれてから離乳食を食べる前までの赤ちゃんは、排便が少なくなっていく時期なのでママたちが一番心配になる時期でもあります。

初めは一日に7、8回うんちをしていた赤ちゃんが1,2日うんちをしないとそりゃあ心配になりますよね。

筆者の友人のママなんて、うんちをする度に旦那さんに写メを送っていてそれが楽しみだったんですが、回数が減っていくのに合わせて、楽しみは減るし心配は増えるしで軽いノイローゼ気味になってしまった人がいました。

でも、赤ちゃんのうんちが減るのって、立派に赤ちゃんの消化器官が成長していっている証拠なんで、慌てたりする必要はないんです。むしろ旦那さんと一緒に喜んであげた方が良いくらい。

うんちの回数の減少は、便秘というよりは排便ペースが変化していっていると受け止めたほうがいいかもしれません。

うんちがでなくても、赤ちゃんのご機嫌が総じて良い、食欲がありそう、お腹が張っている感じもない、という状態なら、排便ペースがゆっくりになっているんだなぁと思って安心して大丈夫ですよ。

うんち写メを旦那さんに送る機会は減ってしまうかもしれませんが(笑)。

うんちがでなくて苦しそうだったら黄色信号

でも、うんちがでなくなってからなんだか機嫌が悪い、食欲がない、戻してしまう、などの場合は早めにお医者さんのところに行くようにした方が良いかもしれません。

この時期、赤ちゃんが便秘になる大きな原因は、腸が発達していくことが要因になります。腸の発達に伴ってゆっくり便を形成するようになりますし、いきんで出すことが必要になります。

でも、赤ちゃんはまだそんなに筋肉もないので、いきむことができなくて便秘になったりしてしまうんですね。

また、母乳の量が少ないことが原因だったり、食事が不規則になったりが原因で排便に規則性をもてない赤ちゃんもいます。

逆に完全粉ミルクの場合には、入ってくる量に対して消化が間に合わず、うんちになるまでに時間がかかって便秘がちになる赤ちゃんもいます。また、赤ちゃんの場合運動不足が原因で便秘になる事もあります。

心配な場合はお医者さんに診せるのが一番ですが、まあ、赤ちゃんがご機嫌そうであれば、そんなに神経質にならなくても大丈夫です。

「便秘で気分が良くないよ」とは口に出せない赤ちゃんですが、便秘で辛いのは大人と全く同じです。
ご機嫌をよーく伺ってあげるのが、賢いママの立ち居振る舞いと言えるかもしれませんね。

でも、ご機嫌をうかがっているだけではなく、ママにも赤ちゃんにしてあげられる事はあるのです。

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のの字マッサージは赤ちゃん便秘解消の鉄板

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規則正しい排便ペースを作れるように「のの字マッサージ」をして排便のサポートをしてあげて欲しいのです。

のの字マッサージは、その名の通り赤ちゃんのお腹をのの字を書くように優しくマッサージしてあげるだけの簡単な方法ですが、結構「鉄板!」とも言える効果があります。

大人のマッサージでもそうですが、マッサージ効果って温かいときが一番効果がでますよね。

温泉にでも入った時にマッサージを受けると、自宅最寄り駅の駅前のマッサージ屋さんでマッサージを受けるより俄然効果が違うはず。アレと同じです。

赤ちゃんだって同じことです。お風呂に入っているときが一番いいタイミングですよ。

お風呂で温まって気持ちよくなった赤ちゃんの体を洗う時に、赤ちゃん用ボディソープをママの手にも載せ、赤ちゃんのお腹を手のひら全体で、「の」の字を書くようにゆっくり時計回りに撫でてあげます

このときに、爪が当たって、赤ちゃんの肌を傷つけないよう気をつけてくださいね。またマッサージとはいっても赤ちゃんですから、力を込めすぎないように気をつけましょう

のの字マッサージ自体が気持ちの良いものなので、赤ちゃんも喜ぶ。ママとのスキンシップにもなる。うんちが良く出てママも安心できるというWIN―WIN-WINの関係が構築できる(ちょっと大袈裟です!)鉄板の方法。

ぜひ試してみて下さい。

ただし、赤ちゃんがのぼせてしまうくらい長い時間マッサージをしないようにご注意を!

ねんね期の頑固な便秘には綿棒刺激が効果的!

お風呂に入ってリラックスして、のの字マッサージをしても、うんちがでてこない。どうやら赤ちゃんもいきもうとはしているけど、今一つ力がないのかな?と思われる場合には、綿棒刺激で排便を促してあげることが効果的です。

お母さん犬、猫が子犬子猫のお尻をぺろぺろなめて、排便を促しているのと同じですね。もちろん私たち人間のママはお尻ぺろぺろできないので、ここは綿棒に頑張ってもらいましょう。

え?ペロペロしたいって?気持ちはわかりますよ。可愛くって仕方がないんです。わかりますって。
ただちょっと「可愛さ余って」的な要素が強すぎる気がします。絵的に旦那さんも心配になってしまいますから、ここは綿棒にしておきましょうね。

やり方は簡単です。

  • 清潔な綿棒とオリーブオイルもしくはベビーオイル、紙おむつを1枚用意
  • 赤ちゃんの肛門の少し上くらいを優しくトントンっと刺激
  • それからオイルをたっぷり含ませた綿棒を肛門に差し込む
  • 2~3センチ差し込み、前後ろに動かし刺激します(入れたとたんうんちが飛び出す赤ちゃんもいます。紙おむつでカバーしつつ、やってあげましょう)

ヒクヒク動く赤ちゃんの肛門、可愛いですよ。え?ちょっと淫靡な感じがするって?考え過ぎですよ~(苦笑)

赤ちゃんの肛門は敏感な箇所で、かつ物凄く繊細にできていますので、不安な方は小児科で方法を教えてもらってみるのが良いかもしれません。先生一生懸命教えてくれますよ。

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実話?それとも都市伝説?離乳食期に入ると便秘が多くなるって本当?

離乳食期に入ると、いままでお母さんの母乳と粉ミルクだけだったお腹にそれ以外のものが入ってくるようになります。そして、それらを消化し吸収し始めるので、赤ちゃんの体内特に消化器官、胃や腸は大きく変化します。

特に、赤ちゃんの腸の変化は大きく、硬い便が作られ始めるのもこのころからなんですね。ですから、とりわけ離乳食期に入ると赤ちゃんの排便サイクルが大きく変化し、便秘がちになる赤ちゃんも多いんです。

都市伝説じゃあないんですよ。自分の赤ちゃんの成長の証として、医学的に便秘がちになる赤ちゃんが多くなるのです。しっかり事実として受け止めるようにしてください。

また、今まではお母さんの母乳や粉ミルクをたっぷり飲んでいたのに、離乳食を食べるようになると摂取する水分量ががっくりと少なくなるので、水分不足の便秘にもなりやすくなります。

離乳食期の腸は、その後の一生の腸状態を左右するとも言われています(これも都市伝説ではなく、医学的な事実ですよ!)。

ですから、できるだけケアをしてあげて、将来便秘で苦しむことのないような素晴らしい腸を作ってあげたいですね。

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離乳食前期の赤ちゃんはアスリートと同じ!水分補給で便秘解消を!

離乳期、前半の赤ちゃんの便秘、一番大きな理由は水分が足らないことです。

アスリート並に水分補給が必要な状態になっていますので、マメな水分補給が体調管理にも大切ですし、便秘の予防にも大切になります。

腸も今までと違って固形のうんちを作ろうと奮闘を始める時でもあるので、よけいにコロッコロうんちになりやすいのです。

コロッコロうんちは見た目はウサギさんのウンチみたいで可愛いんですけどね。あんまり良くないんですよ、これは。

大人でも同じですが、コロッコロうんちはいきんで出すとき痛いし、ちょっと傷がついたりしてしまう時があります。

赤ちゃんは一回でもそういう痛い思いをするとうんちをすることが怖くなり、便秘がどんどんひどくなってしまうのです。

自分の赤ちゃんが排便恐怖症なんて状態になってしまうのはあまりに悲し過ぎて、可哀想すぎます。なので、とにかく離乳食が始まった赤ちゃんには積極的に水分補給させてあげるようにしましょう。

離乳食とともに、番茶や麦茶を飲ませてあげたり、間食にも赤ちゃん用の乳酸菌ドリンクや桃ジュース、プルーンジュースなど腸の健康に良い飲み物をあげるようにしてください

適量与える事が重要ですが、「目の前にいるのは42.195キロを走り終えてきたアスリートがいるんだ」位の気持ちで接してあげて良いかもしれません。

水分と同時にオリゴ糖も補給してあげると便秘にGood!

水分と同時にオリゴ糖を補給してあげるのも便秘解消に良いと言われています。マラソンランナーが給水所で受け取る「魔法の水」にもオリゴ糖が入っているケースが多いそうですね。やっぱり赤ちゃんとアスリート、似てるんです。

与え方は簡単です。走ってきた赤ちゃんに給水所で渡すイメージは必要ありませんよ(笑)

水で薄くといて飲ませてあげたり、離乳食に使ったりと、自然な形で摂取できるように気をつけてあげるといいですね。同様にリンゴをすりおろしたものや、ミカン汁なども便秘にならない助けになります。

くれぐれも食べ過ぎたり栄養が偏らないように気をつけながら食べさせてあげるようにしてください。

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離乳食前期にはママと赤ちゃんの至福の共同作業を!この運動が効果的で幸せ過ぎる!

食事や水分補給と同じように大切なのが運動です。大人の便秘解消にも適度な運動が欠かせませんね。同じように赤ちゃんも、適度に体を動かすことで腸が動き便を出すことができるようになるんです。

そうなんです。大人と何にも変わらないんです。人生の酸いも甘いも知らないだけで、身体の消化メカニズムは大人となんら変わりないんですよ。

可愛くて抱きしめてあげたくなっちゃいますね。

しかし、そうはいってもまだ赤ちゃんです。

「さあさあ、自分でしっかり有酸素運動頑張って」

なんて無理な話ですね。ただ、心の中では

「わかったよ、ママ。じゃあ天気も良いから多摩川の土手べりをウオーキングでもしようか」

と言っているかもしれません。

冗談です。

ママが助けてあげましょう。排便にはメンタルもかかわってますから、お風呂に入って、温まってリラックスした赤ちゃんの顔を見ながら話しかけながら動かしてあげることが大切です。

ののじマッサージから、足揺らしマッサージへ

何枚か重ねたバスタオルの上に赤ちゃんをあおむけに寝かせてあげます。そして、先にのの字マッサージから始めるとより効果的ですよ。

今から腸を動かすよ~と赤ちゃんに教えてあげます。そのあと赤ちゃんの両足首をしっかり持って、少し床から持ち上げて、右に左にゆっくりゆらゆら~ッとゆらせてあげます。

赤ちゃんが「キャッキャッ」と笑うくらいだと、ちょうどいい揺れってことです。

ママとしては、リラックスした赤ちゃんの顔を見ながらその笑い声を聞き、幸せの絶頂に浸ることができる至福の時間になります。

「生まれてくれてありがとう」、そう語りかけながら幸せに浸って下さい(目的は便秘防止ですが、まあ忘れて良いでしょう)

ゆらゆら~っとした後は赤ちゃんの脚をもう少しあげてみます。そして自転車運動をする感じで、赤ちゃんの脚を回してあげましょう。

幸せな時間ですから、何時間でもしていたくなります。でも、やり過ぎはだめですよ。赤ちゃんをよく見ながら無理させないように、でも運動を楽しめるようにしっかり動かしてあげてくださいね。

毎日続けることで、赤ちゃんもママの呼吸に合わせて運動することがどんどん上手になってきます

このような動きで、しっかり腸をうごかしていると、固形のうんちを作り押し出す力が付くので赤ちゃんの自力排便を促すことができます

まさにママと赤ちゃんとの二人三脚による便秘解消の共同作業です。もう旦那さんとの共同作業には興味がないでしょうから、こっちに専念しちゃいましょう(笑)

離乳食後期の赤ちゃんには食物繊維食材が絶対に外せない

離乳食後期になってくると、いろんな食べ物を食べられるようになってきます。量も多くなってきますね。でも、意外と気をつけたいのが、赤ちゃんはもう好き嫌いを始めているということです。

比較的ご機嫌で食が進むものばかりをあげていると栄養が偏ってしまうことがあります。まさか「ママ、ラーメン二郎の超濃厚豚骨しょうゆラーメンが食べたいよ」と言わないと思いますが、偏食はダメです。

好き嫌いの多い子になってしまいます。特に食物繊維の不足は便秘を引き起こしてしまいますので注意が必要です。

また、赤ちゃん自体の機嫌の悪いとき、周りがバタバタしているときなどは食べる量がグンと少なくなり、うんちを作ることができなくて便秘気味になることもあります。

離乳食自体の水分も少なくなってくるので今まで以上に、飲む量に気をつけないと水分不足の便秘になったりもします。

赤ちゃん、周囲の状況をイージス艦のレーダー真っ青の感度で監視してますから、あんまりドタバタは見せないようにしたいものですね。

離乳食後半期の赤ちゃんには、周囲はゆったりと過ごすようにして、食べ物に関しては、積極的に繊維質を多く含むものを食べさせてあげるのが良いですね。

繊維質の中にも水に溶ける性質のものと溶けない性質のものがあります。この2種類を両方バランス良く上げることが大切です。

青菜やリンゴなど野菜や果物。サツマイモなどのイモ類。コーンフレークを軟らかくしてあげるなどで摂れる穀物類。ヨーグルトなど乳酸菌。豆類。などをバランス良く食べさせてあげましょう。

どうしても食べないな、と思うものがあればそれを補う他の食品を試してみるといですね。

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離乳食後期の赤ちゃんは運動量を増やして良い排便ペースを作ろう

離乳食後期ともなってくると、赤ちゃん自体の動きも増えてきます。はいはいをはじめ、つかまり立ち、伝い歩きもできるようになってきます。運動量が増えれば、赤ちゃんのお腹の中の動きも活発になってきます。

腸もいい感じで動くようになりますね。

離乳食後期の赤ちゃんにはたくさんたくさん運動することを教えていきましょう.たくさん動くとお腹もすきます。

お腹がすくとバランスよくいろいろなものを食べれるようになるので、うんちも作られやすくなります。

また、この時期は生活の下地ペースが作られる時期なので、寝る、食べる、動くのいい配分ペースを作ってあげましょう。基本、たくさん動くとお腹もすきますし、よく寝るようになります。

それで、運動を基本に生活ペースを整えるといいですね。生活のペースが決まってくると、排便時間も決まってきたりしますよ。

大人も真っ青!赤ちゃんもストレスフリーで便秘解消になる!?

実は、赤ちゃんの便秘原因、意外に大きな数値を占めているのがメンタル、と言われています。

赤ちゃんはけっこう空気を読むので、周りの状況によりストレスをため込むことがあるのです。そうすると食欲、排便に直に影響が出てしまうんですね。

ワンちゃんと赤ちゃんを比べるわけではないのですが、ワンちゃんも周りの状況でストレスを感じるといわれています。家庭内がなんとなく気まずい雰囲気だと、察してストレスを感じてしまうのです。

赤ちゃんは当然人間ですから、「気まずい空気のセンサー」はイージス艦のレーダー並の感度です。

パパとママがケンカをしていたり、ママが悲しんでいたりすると、赤ちゃんは無意識に体の正常な動きを止めてしまったりするんです。

うんちをした後、パパがおむつ替えの時に異常におろおろしていたり、「またウンチしたの!」なんてママが怒ったりするとそれが原因で赤ちゃんはストレスを感じうんちをできなくなったりします。

赤ちゃんの周囲には、できるだけ落ち着いた空気を

パパもママもスーパーマンではないので、イライラするときも疲れる時もありますが、イライラをそのままぶつけられると、どこにも逃げ場がなくて体の不調となってでてしまのはう赤ちゃんです。

心から器の大きな大人にならないと、赤ちゃん、便秘になってしまうんですよ。
そんなこと、耐えられますか??

ですから、赤ちゃんの周囲には、できるだけ落ち着いた空気を作ってあげましょう

赤ちゃんに「毎日、元気にうんちをしてくれて、ママは安心だよ、うれしいよ」と伝えてあげましょう。赤ちゃんはママの笑った顔や優しい声が大好きです。

ママに喜んでもらおうと赤ちゃんの体は整ってくるので、食事睡眠、そして排便ペースが整ってくることでしょう。

赤ちゃんが健やかにすくすく育ってほしいと思うのは、どのママも同じです。でも、赤ちゃん一人ひとり個性が違うように体質も差があります。

排便ペースにも差があります。他の赤ちゃんと比べるのではなく、赤ちゃんのペースを良く見て、その子のペースで排便できているのであればそれほど心配しなくても大丈夫です。

愛情をたっぷり注いであげれば、赤ちゃんの便秘はかなり防止ができます。
「慌てず騒がずイライラせずに、やれることをキッチリとやってあげる」

それで赤ちゃんは快便成長してくれるはずですよ。

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