2歳の子供、便秘で困っています。

2歳の子供がいます。便秘に悩んでいます。生まれてから便秘になりやすく3.4日出なくて綿棒浣腸することもあります。最近は暴れるのでなかなかできません。食物繊維のありそうな食べ物は食べさせていますし、ヨーグルトなど効きそうなものは試しました。何かいい方法があったら教えてください。

まず、2歳のお子さんに綿棒での浣腸はそろそろ卒業した方がいいです。

綿棒浣腸は乳幼児に用いられる方法ではありますが、2歳になるまでには辞めた方が良いと言われることが多いのです。これは乳児のように腹圧が弱く便秘になってしまっているわけではないことと、暴れて肛門や腸に傷をつけてしまうことがあるためです。

2歳ということは既に大人と同じような食事を行い、便の状態も大人と同じくらいだと思います。生まれた頃から便秘体質であるということですが、乳児期の便秘と幼児期の便秘は分けて考えてあげましょう。今の便秘には今の原因があるということです。

子供の便秘の多くは、食生活の改善によって解決に向かうようです。子供の便秘は食生活の乱れ、運動不足が原因である場合が多く、一般的な生活を送っている2歳のお子さんであれば運動量は足りているはずですので、考えられるのはやはり食生活でしょう。

食べる量はどうでしょうか?
食べる量によって、便秘になってしまうこともあります。便をスムーズに排泄するためにはある程度の量が必要です。便の量が少なければ、スムーズな便にはなりません。この場合には便の量を増やしてあげるために、不溶性食物繊維と呼ばれる、ゴボウをはじめとした野菜の摂取が好ましいです。

便秘の後の便が硬くなってしまっている場合は、これは腸内に長くとどまりすぎたことが原因ですが、普段の便の硬さはどうでしょうか?
普段から便が硬めである場合は、水溶性食物繊維の摂取が足りていない可能性があります。これは便に水分をとどめ、柔らかい便にしてくれるものです。海藻や豆類に多く含まれています。

便秘になってしまった時だけではなく、毎日の食生活に気をつけ便の状態をチェックしてみてください。また腸内細菌のバランスが乱れてしまうのは大人だけではなく子供でも起こりうることです。ですから、ヨーグルトやオリゴ糖などを毎日摂取するのもおすすめです。

食生活によって腸内環境を整えていく方法は即効性がありません。お腹を痛そうにする、おう吐がある場合などは浣腸を行うか、2歳ですと病院で処置してもらうのもいいでしょう。

朝食後など排便があることの多い時間に、お腹をマッサージしながら排泄を促してあげるものいいですよ。排便を行うことが嫌なことではないという環境を作ってあげながら、お腹の膨らみなどもチェックできます。

排便のリズムは人によって違いますから、苦しそうではない場合や排便時に痛がったりしていないのであれば、様子を見ても大丈夫ですから、心配しすぎないでくださいね。

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