生後六カ月経った子どもの便秘具合
今生後6ヶ月になった子どもがいます。最近になって離乳食をはじめ、回数は少ないですが、量は増えてきました。しかし、離乳食を始めた頃から毎日出ていた便がでなくなり、便秘状態が続くようになりました。少し前までは毎日か1日に数回していましたが腸の変化からかそれがなくなり 心配です。生後6ヶ月くらいになると便の回数はどのくらいになりますか?またこの頃は便秘になったりするんでしょうか?
赤ちゃんによって1日1回排便がある場合もあれば、3日に1回の赤ちゃんもいます。離乳食を始めたばかりの赤ちゃんの排泄回数に決まりはありません。
赤ちゃんが便秘でないかどうか確認するポイントは3つあります。
1つ目は、赤ちゃんの機嫌がいいかどうかです。
赤ちゃんはどこか調子が悪くてもしゃべれませんから、普段と様子が変わりないかどうかチェックしておきましょう。便秘になるとお腹が苦しくて泣いたり、グズグズした状態が続いたりします。
2つ目は、赤ちゃんの排便の様子です。
母乳育児の方の場合は便が緩かったため、赤ちゃんが力む姿は見慣れないかもしれません。離乳食が始まると徐々に便が固形になってきますので赤ちゃんは力を入れて排便するようになります。
その際に泣いていたり、通常と違うと感じた場合は、赤ちゃんにとって便が硬くなりすぎているのかもしれません。
3つ目は便の状態です。
便が硬すぎる様子はないか確認します。大人の便と比較するのではなく、いつもの便と比較してください。
目安ではありますが、コロコロした便の場合や、コロコロした便が1つになって出てくる場合は、便秘であるかまたは今後便秘になりやすい状態だと言えます。
便が3日に1回でもこれらの症状がない場合は、それが赤ちゃんのリズムということなので気にしなくていいでしょう。ただし、便が5日でない場合は注意が必要です。
病院によって、また状態によって判断は異なりますが5日から1週間便が出ない状態だと浣腸をするなど対策を行うようです。
生後6か月、特に離乳食が始まったばかりは便秘になりがちですが、これは2つ原因が考えられます。それは食事(母乳やミルク)の不足と、運動不足です。
この時期はまだ離乳食はおまけのようなものですから、たっぷりと母乳やミルクを与えてあげてくださいね。
離乳食が始まり授乳の回数が減ると母乳の量が減ってしまうお母さんも多いので、特に母乳のお母さんは注意し、便秘だと感じたらミルクを足してあげるのがいいでしょう。
また体を動かす遊びをしてあげることも便秘解消に繋がりますので、便秘が気になる場合は積極的に体を動かしてあげましょう。