3歳の息子、便秘が続いています
3歳の息子が便秘気味で悩んでいます。たまに出る時もコロコロした硬いウンチだけで、お腹もはっています。病院に行くべきでしょうか。
お腹も張っているということで心配ですね。
その他に痛がっていたり、機嫌が悪かったり、食事量が低下したりしていませんか。便の状態も硬くコロコロとしているものなのですね。
お腹の張り以外にも何か気になることがあれば病院へ行って浣腸をしてもらってもいいかもしれません。しかし、比較的元気であればお腹をマッサージしたりすることで、改善を考えても大丈夫でしょう。
幼児の便秘は個人差が大きいので日数を目安にするべきではありません。赤ちゃんの頃と違って食べる量にも差がありますし、普段の排便回数にも個人差があるためです。
それでもおおよその目安が知りたいと思ってしまうものですよね。日数を目安に病院を考えるのはよくありませんが、毎日便通のある子で5日便が出ない場合は、病院へ行って診てもらうべきと言われています。
3歳ですともう綿棒浣腸を行う年齢ではありませんので、マッサージを優先的にしてあげてください。手のひらでやさしくひらがなの「の」を書くようにして、ゆっくり刺激してあげてください。
マッサージをしたらすぐに便意が出てくるわけではなく刺激によって腸の蠕動(ぜんどう)運動を促しますので、すぐに効果がなくても大丈夫です。
大人であれば腸の蠕動運動が起こりやすい食後にマッサージを行ったりしますは、お子さんには刺激が強いので食後であれば30分から1時間開けてマッサージを行ってください。
また、お子さんの肛門に傷がないか確認してあげてください。肛門の傷は目に見えにくいですが、小さなものでも強く痛みを感じてしまいがちです。
特に普通食を食べ始めた頃から4、5歳までの子供は肛門に傷があると痛みから無意識に便意を我慢してしまい、便秘になることが多いです。
乳児期は泣いて痛がりますが、このころは無意識に我慢してしまうことも多いので気が付きにくいのが特徴です。
それらを行いながら行ってほしいのは、果物の摂取です。果物に含まれる糖分と水分は便秘の改善に有効で、お子さんの便秘には特に効果があります。果物は何でもいいですが、糖分の高いものがおすすめです。
それだけでなく、オリゴ糖も便利です。オリゴ糖も腸内の浸透圧の関係で腸内環境を変えてくれるので、便が出しやすくなります。
お子さんの様子を見ながら、病院へ行くかどうかは判断してくださいね。やはり普段の様子と違う場合は病院へ行くべきですし、そうでない場合は自宅での改善を目指してください。気を付けてくださいね。