生後5ヶ月の赤ちゃんの便秘について
生後5カ月の赤ちゃんがいます。生まれてからほとんど母乳のみです。母乳を飲むとあまり便がでません。
しかし、時々ミルクをあげるとこれでもかってくらいの便がでるのですが…私自身は快便というほどではありませんが2日に1回はお通じあります。やはり、私の食生活からくる栄養不足なのでしょうか?
一般的に母乳育児とミルク育児では赤ちゃんの便の状態は変わると言われていますが、母乳の時の方が便はゆるくなる傾向があり、ミルク育児だと固形の便が出やすいと言われています。
ですから母乳の際とミルクの際で便の状態が異なることは珍しいことではありません。母乳とミルクでは色や形がまるで違うので驚くお母さんも多いです。しかし今回は量の問題ですね。
母乳の際に少なく、ミルクの際に多いということですから、まず考えられるのは母乳の不足です。
お子さんの体重の推移はどうでしょうか。ミルクを飲んでいる分、大幅な体重低下は考えられませんが、増えていないというようなことはありませんか。
母乳育児をされている方のお子さんが便秘に悩む際は基本的に母乳の量が少なくなってしまっています。確かにお母さんの食べたものが関係し母乳の質は変化しますが、やはり母乳の量が1番の問題です。
母乳の量が足りていない場合は、ミルクの時に比べておしっこの量も少なくなりますから、おしっこの量も注意して観察してみてくださいね。
もし、おしっこの量も少ないのであれば母乳が不足しているということですから、ミルクを増やしてあげるなど対処してあげましょう。
では体重増加もしっかり行われていて、おしっこもミルクの時と変わらずに出ている場合はどうでしょうか。その場合は特に心配はいりません。
母乳は消化がよく吸収できるので、しっかり飲んでいても便の量が少ないことがあるのです。
健康状態が良く、便の量だけの問題であれば問題ないと考えてくださいね。それでも不安になるかもしれませんが、消化がよくしっかり栄養を吸収できる良い母乳なのですから、安心してください。
生後5カ月と言うことで、そろそろ離乳食が始まり便の状態が変化するころです。離乳食が始まると便秘になるなど変化がありますが、その場合も慌てないでください。
お子さんの体重管理ですが、検診でチェックしてもらったり、スケールを購入して管理したりすることもできます。またお母さんと一緒に体重計に乗り、お母さんの分の体重を引くことでも管理できます。
1日単位で数字にこだわる必要はありませんが、心配な場合は自宅でも計測できることを覚えておいてくださいね。
母乳育児は数字が見えないので不安になってしまうため、このように数字を知ることができるんだなと思っていただければいいかなと思います。
便は色だけではなく普段との違いをよく観察してくださいね。普段の便の状態を知っておくことはすごく大切です。