上手な乳酸菌の取り方で注意すべきポイント!
今回は、効果的な乳酸菌を摂取する方法や、乳酸菌と一緒に取ると効果が倍になるような食品を見て行きましょう!
食べ物から乳酸菌を取ろう
乳酸菌は発酵食品から摂取するのがおすすめです。
日本人は昔から発酵食品を上手に利用し、食べ物の保存に役立てていました。
みそやしょうゆ、納豆、ぬか漬け、酢、塩麹(こうじ)などもそうですし、海外であればキムチやサワークラウト、トウバンジャン、コチュジャン、アンチョビなども発酵食品です。
特に、納豆や漬物に含まれている植物性乳酸菌は生命力が強く、胃酸などの消化液でも死滅せずに腸にしっかり辿り着けます。
こう見ると、私たちは日常生活の中で食べ物から自然に乳酸菌を取っているように思えますが、洋食が好きだったり、外食・コンビニ弁当よく食べる人には縁がない食べ物ではないでしょうか。
食事からの乳酸菌摂取は、日本食を食べる人とそうでない人の差が大きくなっています。
忙しい人は食べ物に意識を向ける事を忘れがちですが、よい食べ物を選び悪い物を食べないという選択はとても難しいんです。
継続する事が大切!
発酵食品、ヨーグルトやドリンクなどを体に取り入れるには、継続していく事も大切です。
飽きやすいのは誰でも一緒ですが、まずは同じものを2週間続けましょう。
ヨーグルトや乳酸菌入りのドリンク、サプリ、もちろん発酵食品でも良いです。
ヨーグルトであれば同じ菌のものを毎日200g、ドリンクやサプリは決められた目安となる量を守りましょう。
自分に合ったものであれば、体が改善していく事を実感できるはずです。
例えば、
- 便秘が改善した
- バナナうんちが出るようになった
- 吹き出物が治った
などの変化が体に出てきたら、その菌はあなたに合っているという事になります。
ずっと気になっていた事から解放されると楽しくなると思いませんか?
そうすれば「続けたい」という気持ちが沸き起こってくるはずです。
楽しい事は継続できるので、初めの1~2週間は、自分の体が良い方向へ変わって行くイメージをしながら続けてください。
「効果が出なかったらどうしよう」なんて思うよりも全然良いです。
それでは、乳酸菌の効果が倍になるようなポイントを教えましょう!!
オリゴ糖と食物繊維を取ろう!
オリゴ糖は、納豆やアスパラガス、玉ねぎ、バナナなどに含まれている糖類の事です。
腸まで消化されずにやってくることができます。
大腸に届くと、善玉菌のエサとなり繁殖を助ける事ができます。
腸内バランスが整い、乳酸菌の力をさらにアップさせることができます。
バナナヨーグルトは善玉菌を整えるのにオススメです。
バナナは水溶性と不溶性と、2種類の食物繊維の特徴をもつすばらしい果物ですし、オリゴ糖も含んでいることから整腸作用抜群の食べ物です。
善玉菌を増やし、善玉菌を育て、悪玉菌を排出しやすくするという三つの効果が得られるなんてすばらしいですよね。
食後に乳酸菌は取りましょう
ヨーグルトやドリンク、サプリは摂取する時間も重要になります。
それらの効果が腸にしっかりと届く時間帯としては、食後が一番おすすめです。
食後は、胃酸が1番薄まっている時間だからです。
胃は胃酸による食べ物の消化と体内に入った菌を殺菌する場所です。
酸性の強い液なので、どんなに強い乳酸菌でも濃い濃度の場合は少なからず影響はあります。
少しでも乳酸菌を腸に届けたいのであれば、食後にサプリやドリンクを飲んだり、ヨーグルトを食べるようにしましょう。
ヨーグルトと一緒に食べるには、他にもリンゴやキウイ、アボカド、ブルーベリーも相性が良いです。
おいしく楽しく乳酸菌を取り入れて行きましょう。
まとめ
私たちの体は食べ物からできています。
体のために、食べ物に意識を向けて、乳酸菌を効率よく、体に入れて行きましょう。
いつもの食生活にこのポイントを抑えるだけで、乳酸菌の効果をさらに強く感じる事ができます。
腸が若返る事は、どんな化粧品より、ダイエット食品よりもアンチエイジング効果を体験できる事になります。
まず、自分がチャレンジできる事を見つけて継続してみる事をオススメします。