下剤を使用し続けると、腸が弱くなってしまう
下剤を続けると、無理やり大便を出そうとしているわけですから、
腸に良くないのはなんとなくイメージがつきますよね。
ただ便秘が何日も続いて
おなかが張っている、おなかがくすしい
ニキビがでてきたりすると思わず、下剤に手を出したくなりますよね。
またすっきりしないと気分もどんよりしてきます。
いつも気が気でなくなるというか。それはみなさん抱えていることなのではないでしょうか。
記事の目次
規定量以上の錠剤を飲んでいるのなら、黄色信号
ではここであなたに質問です。
あなたは下剤を使っていますか?
まあこのページを見ているってことは使っているってことなんでしょう。
では使っている頻度はどれくらいですか?
また、1回に下剤を飲む量はどれくらいでしょうか?
時々服用するくらいだったら大丈夫ですが、
もしあなたが市販の規定量を超えて常用している、
例えば規定量が1回2,3錠のものを1回に10錠,20錠と飲んでいるようでしたらそれは黄色信号。
下剤に依存した状態です。
その状態だと多くの先生が病院での診察をおすすめしております。
というのも放っておいて下剤を飲み続けていると
腸が自分で働かなくなってしまうからなんですよね。
今回は下剤を使うとなぜ腸が弱くなってしまうのか、説明していきます。
下剤を使用し続けると、腸がピンク色から黒色になる
下剤を使用し続けると、腸の色が黒くなるそうです。
もともとピンク色なのが黒に変わるんですよ!腸の色が黒くなると、機能が落ちてしまいます。
市販の下剤は大腸を刺激する「アントラキノン系」下剤といわれるものなんですが、
即効性があるがゆえに、依存性も持っております。
毎回下剤を飲んでいると大腸の粘膜が色素新着をおこします。
これを「大腸メラノーシス(大腸黒皮症)」といいます。
文字通り腸壁が真っ黒になる病気です。
これが腸の色が黒くなる原因なんです。
こうなってくると腸の機能が下がってしまいます。
腸の機能が下がってくる⇒下剤の量を増やす⇒腸の機能が下がってくる⇒・・・・
っていう悪循環に陥ってしまうのです。
ちなみに、こちらの記事でピンクと黒の腸の違いが画像で分かります。少しグロいのですが。
下剤ばかりに頼っている人は逆に見たほうがいいかもしれないです。
「大腸メラノーシスとは」
センナ茶、アロエ茶も危険!下剤と同じ成分が入ってます
また、やせるお茶として
一時期話題になっていたセンナ茶、アロエ茶も危険です。
なぜかというと下剤に含まれている
アロエ、大黄、センナと同じ成分が入っているからです。
最終的に下剤依存になって、腸を弱くさせます。
ブレンドされたお茶を飲むのもあまりオススメはしないです。
それが腸にいいとは限らないんですよね。健康にはいいのかもしれませんが。
正直、そういった商品を販売するところは
うまく表現を変えて商品を売り出してきます。
私も、ころっとだまされるタイプなので安全と信じられる”乳酸菌”摂取だけにしてます。
まとめ:下剤依存の方はすぐに病院へ。腸内環境は乳酸菌で
さて、まとめになりますが、
冒頭でのべたように下剤に依存している方は病院へ行ってみましょう。
便秘で病院へ行くことを恥ずかしく思われる方もいますが、
けっこう行かれている人は多いですよ。自分だけと思わず
言ってみてください。 放っておくと危険ですからなおさらです。
私は副作用などが怖いので、腸内環境は乳酸菌で日頃から整えるようにしています。
最初の方は下剤も使用しておりましたが、今では使用してません。
即効性はないですが、安全に実施できますので
ぜひみなさんも乳酸菌とって毎日スッキリしましょう。