便秘になった時、下剤を飲むタイミングは?

便秘になったなぁって感じたら、その日に下剤を飲むべきなんでしょうか?それとももう少し待った方がいいんでしょうか?

下剤はとても便利ですし、服用すること自体に問題はありません。

しかし、下剤には習慣性がありますので、習慣的に下剤を飲むことはおすすめしません。便秘になったかな?という程度であれば、下剤の服用は行わない方がいいでしょう。

下剤は最終的な手段だと思っておくといいと思います。

下剤には習慣性があります。習慣性というのは、習慣的に利用しているとどんどん体が慣れてしまい、効果を実感しにくくなってしまうというものです。

1錠で効果があったのに、2錠飲まないと効果がなくなってしまい、さらに規定量では便秘を改善できなくなってしまったという人や、習慣的に利用していたので、下剤を服用しなければ便が排せつできなくなったという人もいるのです。

ですから、便秘になったなと感じたらまずは便秘を解消するために運動を行ったり、おなかをマッサージしたり、水分をしっかり摂取するなど、便秘に効果的であると言われているものを実践してみてください。

とにかく自力で排便を試みることが大切なのです。

朝にコップ1杯の水を飲むことも効果的です。すでに便秘の場合でも腸の動きをよくしてくれるので、便意を感じられることが多いです。
炭酸水の方がより刺激は強いですが、すでに便秘で悩んでいる場合は炭酸がガスとなり余計に苦しくなってしまうこともありますので、便秘に悩んでいる場合は水にしておくのが好ましいでしょう。

下剤の成分は腸を刺激するものです。その刺激によって排せつを促すわけです。つまり仕組みは朝に1杯の水を飲むのと対して変わりはないのです。

もちろん成分が違いますし、その効果の強さも違いますが、仕組みとしては同じなのですね。

ですから、まずは朝にコップ1杯の水を試してみてほしいですね。

ただし、誤解してほしくないのは下剤は飲んではいけないものではありません。便秘がつらい場合は下剤を服用しても構わないのです。その際にはしっかりと下剤の使用事項を守ってくださいね。

服用する時間や服用する量、服用の注意事項は服用する下剤によりさまざまです。決して規定以上の量を服用しないでくださいね。下剤はあくまで最終手段、そして応急処置だと思っておきましょう。

便秘薬の中には下剤だけではなく、腸内環境を整えるタイプもあります。腸内環境を整えるタイプのものを先に利用してみるのもいいでしょう。便秘薬は下剤だけではないので、そのことも忘れないでおいてくださいね。

整腸剤によって便秘が改善することも多いのですよ。

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