アンチエイジングにも腸って関係してくるの?
テレビで腸や腸内細菌に関する番組をみていると
「え、腸ってそんなにカラダの健康にかかわってくんの?」
って思えてきますよね。私は毎回見るたびに思っています。
その腸本人,腸がアンチエイジングにも関わってくる、という話を小耳にしました。
「肌のお手入ればっかりしているけど、実は腸整えたほうが肌にいいんじゃね?」
ってことですよね。
実際その真偽はどうなんでしょうか。
今回は「アンチエイジングにも腸って関係してくるのか?」説明していきます。
結論からいうと
「アンチエイジングにはあまり関係ない。しかし病気の予防には腸のケアが必要不可欠」というところでしょうか。
記事の目次
アンチエイジングとは抗老化(老化を防止すること)である
三省堂の大辞林でアンチエイジングを調べると
「抗老化(老化を防止すること」と書かれておりました。これをもとに話を進めていきます。
では老化すなわち年をとる原因ってなんなんでしょう。
年をとる原因は、細胞の「酸化」と「糖化」にあり
年をとる原因は細胞の「酸化」と「糖化」であるといわれております。
この「酸化」と「糖化」はよく、サビとこげと言われています。
細胞がさびて、細胞がこげると。うーん、まだどういうことかわかりませんね。
では、まず酸化がどうやって起こるのか、説明します。
活性酸素が「酸化」をおこす。よくかんで食べることが重要
酸化ですが、なんと
実は私たちが呼吸するときに吸う酸素が原因で起きてしまうんです。
というのも酸素の一部が、「活性酸素」という悪い酸素に変わってしまうからなんです。
この活性酵素が、周りの細胞を「酸化」していきます。
そして、酸化した(さびついた)細胞はどんどん老化していく。
その細胞の老化が、肌のシワやたるみを増やし白髪が増える原因となっているんですよね。
白髪っていうのは色素細胞が老化しておきるものですし、
シワやたるみも「エラスチン」という弾力繊維が壊されることからおきます。
そう「活性酸素」が全ての元凶なんです。
呼吸から「活性酵素」ができるって….防ぎようないじゃん!
そうなりますよね。そうなんです。
防ぎようがないんです。ですので私たちがするべきことは
「活性酵素の発生を少なくさせる」ことなんです。
一番身近でかつ効果的なのは、よくかんで食べること。1回1秒、計30回といわれています。唾液には酸化を防ぐ酵素が含まれているので、何度もかんで唾液を出すのがいいんです。
ぜひお試しあれ。
それ以外に気をつけたほうがいいことはオムロンが提供している記事
『活性酵素を減らす生活術』を見て確認してください。
抗酸化作用のある、キウイやイチゴ、トマトなど食べるといいですよ。
タンパク質,脂質が糖と結びつくと「糖化」がおこる。甘いものの食べ過ぎに注意
では次に「糖化」がどのように起こるのか説明します。
「糖化は」タンパク質や脂質が糖と結びつくときに起きるんです。
まあ、糖質のとりすぎですよね。
「糖化」もカラダを老化させ、
糖尿病、抜け毛、動脈硬化などを引き起こすといわれています。
糖質はできるだけ控えたほうがよさそうですね。
今回は「アンチエイジングにも腸って関係してくるの?」というテーマなので、
酸化、糖質に関してはそこまで触れません(笑)
詳しく知りたい方は、タニタの『老化を防ぐ糖質化のポイント』をみるといいかと思います。
病気を防ぐには、免疫機能が集中している腸のケアが重要
アンチエイジングにも腸が関係している、と言われていますが
正確に言うと関係していないと私は思っています。
まあ、人によってアンチエイジングの定義が違ってくるかもしれないので、
もし病気を防ぐっていうことも含めるのなら、腸内環境を整えることは必要になってきますね。
なぜなら、腸はカラダの60%以上の免疫機能が集まっているからです。
腸内環境を整えてあげれば、免疫力も上がり病気にもなりにくくなるわけです。
まとめ:食事はよくかみ、乳酸菌を定期的にとれば老化対策OK!
老化を防ぐ+病気を防ぐということを考えた場合、
「酸化」「糖化」への対策は必要ですし、腸の環境を整えることも大事になってきます。
食事はよくかみ、糖質はほどほど。乳酸菌をとるなどして腸内環境をよくしてあげる。
最後まで読んでくれた方は、ぜひ今日から実行してみてください。