高齢者VS大便 便秘になりやすい3つの原因の対策法5つ

この記事を読んでいる高齢者の方。あなたから自らその便秘を治そうとしている意志を感じられて私はただ感涙します。

このように迷える便秘持ちの方が来たならば、私は少しでもお救いしたいと思われます。

そう、高齢者のよくある悩みは便秘になりやすいことが上げられると思います。それはなぜか、便秘体質ではなかったという方が便秘がちになると当事者にとっては過去の経験で対応できんのです。(ここで若い女性はほとんど便秘経験持ちなのが笑いを堪えてしまいますw)

若い時には女性がよく便秘になるのがもうこっちの読者ならみな分かりきってると思いますが高齢者になってくると男女差はほとんどなくなるんです。

そうなんです。高齢者には男女問わず共通する便秘になりやすい理由があります。大きく分けて三つあります。一ずつ教えて老人心に「あるある」と思わせましょう。

加齢臭の次は筋力の衰えが儂(わし)を困らせる

高齢者が便秘になりやすい原因の一つは加齢に伴う筋力の衰えがあります。若い女性にも言えるんですが腹筋が弱いからなかなかスムーズにお通じがいかなくなります。

高齢者はどうしても腹筋背筋を含め筋力が衰えるので便秘になりやすくなるのも仕方がないです。

普段はそれほど意識していない、生活する中で駆使する体各部の筋肉。年を取ればそれがいかにありがたい事か。

高齢者になれば動くだけでも必死。体を動かす速さも遅くなりがち。血液やリンパの流れも滞りになりがち。だから特に手足といった心臓から遠い部位がむくみやすくなり、温調節により体温をあげることさえが難しくなるのです。

手足だけでなく、おなかの内臓周りの温度が下がると腸の動きはますます悪くなりスムーズに出すのができなくなります。

若い頃付き合ってた女の子の便秘をその子の気持ち知らずに笑ってたけど、今は腸の周りの内臓筋肉も腹筋なども同様衰え、それも余計影響を受けやすくなるということも一因となっています。

摂取食物、水分量の減少もさえ皆に迷惑をかける

高齢になると食事内容も変わり量も格段に少なくなります。誰しも食べ盛りの中学生高校生時期から比べると食事量が少なくなったという実感は出てくると思われますが、高齢になってくるとまた一段と少なくなります。

消化吸収のスピードが落ちること、消費カロリーが少なくなりそれほど食事量が必要ではなくなることが原因です。食事の量が少なくなるとそれだけ腸の中で便が形成されにくくなり、スッキリしたフンだしが難しくなります。

また、高齢者の多くが頻尿、尿漏れに悩んでいる場合が少なくありません。睡眠不足になるほど夜中も何回も起きてトイレに行く、という方も多いのです。

その対策として水分摂取を少なくしてしまうことも便秘の原因になります。どうやっても誰かに迷惑をかける。こうなったらふんぞり返る。それで周りの老人にも迷惑かけようがかまわないって感じなんでしょうねきっと。

比較的若い世代に比べて、ミネラルウオーターなどの水を飲むことが少なく利尿作用のあるお茶などが主な水分源である場合、飲んでも排出されることが多いのに加え、その水分自体を制限してしまうと当然水分不足になります。
分かりやすい。

さらに食事量が少なくなり、食品から摂取する水分も少なくなっていることも大きな原因です。

そのため、腸で便の水分が吸い取られ、コロコロの硬い便になります。この硬い便は若い世代でも便秘の大きな問題ですが、高齢者の場合さらに深刻です。怖い。

肛門括約筋なども弱ってくるので、硬い便で傷つきやすく、いったん傷がつくと排便が怖くなり無意識に排便を避けてしまうようになります。

これでは便秘は悪化していくばかりですね。出すだけで一大イベントと思ってる儂(わし)が憎い。

腸の機能自体が低下し便が黄門さまに会えない(´Д`)

高齢者の便秘、最も多いのは弛緩(しかん)性便秘と呼ばれるもので簡単に言えば腸の動きが鈍くなり便を送り出すことができず、腸の中にためてしまうそんな便秘です。

説明読んで理解できないと思っても悩まないでください。若者もあまり理解できません。

高齢になってくると筋力が衰えます。これにより腸の動きが悪くなることも大きな原因となります。

さらに腸自体の機能も低下してしまいます。腸の蠕動(ぜんどう)運動と呼ばれる便を押し出す動きが鈍くなり、便を形成する動きが遅くなったりもします。

またおなかにたまったガスを排出することも遅くなるので悪玉菌が増える原因を作ってしまいますね。

動くのは遅いのは横断歩道渡るときでさえもキツいのに悪玉菌がまるで行き交う車か。

そして、神経伝達もうまくいかなくなってくるので便が肛門付近まで下りてきても、排便を促す指令が出ずに便をそのままためてしまうこともあります。

こういう状態が続くと感覚はどんどん麻痺して正しい排便ルートが確保されなくなるのです。私の尊厳は便にさえもバカにされる

規則正しい生活はこの歳になれば誰だって保証してくれると儂(わし)はギリギリ思うわ。

高齢者に多い便秘に1番有効な対策は、生活のリズムを整えることです。

できるだけ決まった時間に寝て起きる、そして決まった時間に3食食べる、決まった時間に便意はなくともトイレに行き座る、という感じで意識的に生活リズムを整えることで、正しい排便習慣を作ることができます。

なに、これだけは若い時と比べて余裕を持ってしやすい。

食べたものが消化吸収され、排便に至るまで時間はある程度決まっています。ですから規則正しい生活をすることで体がお通じに大切さを認識し、お通じに向けて努力するように促すことができます。

ふんもまだ捨てたものではない 悩みも水に流せる

どの年齢も大切だ 水分補給だ

年代を問わず便秘対策に水分補給は大切です。高齢者の場合、特に喉の渇きを感じることが少なくなりますので、その点人生の経験で心は満たされてようが意識的に水分補給しましょう。

特に、お茶など利用作用のあるものだけでなく、おさゆ、スポーツドリンクを薄めたものなどを飲むことがおススメです。

朝起きて1番に暖かいおさゆを飲むことはとても有効。そして食事の時にも、食事と食事の間にも時間を決めてチェックをしながら水分補給をいたしましょう。

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腸の中で聖戦だ ジ・ハードだ

高齢になってくると食事量が少なくなるためどうしても腸の中に便が残りがちになります。そのため、腸の悪玉菌が増えがちです。

腸の中の善玉菌を増やすために、乳酸菌を接触的に摂取してアメリカ兵や安倍首相と言う悪玉菌と戦うための日本兵と‥おや、何か言ったか?。

1日1本、ヤクルトを飲むことを習慣にするのも良いですができれば食品からたくさん摂取したい所です。乳酸菌と聞くと乳製品を思い浮かべがちですが、乳製品だけに含まれているわけではないんですよ。○田さん

乳製品に含まれているのは動物性乳酸菌、そしてもう一つ植物性乳酸菌というのがあります。これは、ぬか漬けやみそ、キムチなど発酵食品にも多く含まれています。塩分の取りすぎに注意しながら毎日1品の発酵食品を心がけましょう。

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腸を動かす運動は高齢者のアイデンティティー

運動不足は便秘の大敵。毎日10分くらい散歩するでもだいぶん腸に働きかけてくれます。そのぐらい1人でやらないと儂(わし)があとで泣く。

歩くことを習慣にしていると筋力が弱まるのを防ぐことができます。また歩くことにより、体内の温度を上げて腸を動かすよう促すことができます。

足腰が弱くなって歩くのが難しくなっている場合は、腸を動かすマッサージも効果的です。あおむけに寝た状態で温めたタオルなどをおなかにあてて、おへそを中心に時計回りにぐるぐる回しながらマッサージしてあげましょう。

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食物繊維を2種類しっかり摂るしかありません

食物繊維は大切です。高齢者の場合食事量が少なくなること、偏った食品摂取になることが多いようです。好きなものだけ摂っていきたいが腸に便を抱えたままも嫌だ。

ですので意識的に2種類もある食物繊維を摂りいれるのは大切です。2種類の食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維です。この両方をバランスよく摂取したい所ですね。

海藻類や野菜類に含まれている水溶性食物繊維と、小麦やイモ類などに多く含まれる不溶性食物繊維を摂ることで、便の量を増やし、また便の水分を保つことができます。コロコロの硬い便を解消することができますね。

上記の発酵製品と合わせて、毎日ワカメやもずくが入ったおみそ汁を飲む、切り干し大根やひじき、こんにゃくなどの煮物を常備し毎食に足すなど献立にも工夫をしてみてください。

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ヤブ医者でない、裏切らない専門家を探し当てましょう

高齢者にとって便秘をこじらせると体にも負担が大きい。便が体をむしばむことも考えもはしなかったが今は食習慣、生活スタイルと工夫を昔よりも気をつける日々。

それでも効果が現れなければ早めにお医者さんに相談すると便を軟らかくするお薬などを処方しましょう。

しかし飲んでいるお薬の影響で便秘になることもありますので、それも合わせて相談してみましょう。しっかり相談できるなおかつヤブ医者にかからないのも健やかな生活の秘訣(ひけつ)です。

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