朝の時間が取れない人の為の便秘解消法は?
幼少期から便秘です。朝の時間が取れないので、便をするタイミングがありません。そのため便秘薬に頼ってしまいます。どうしたら健康的に毎日出るようになるのでしょうか?
朝時間が取れない人への改善策は2つあります。
1つ目は簡単です。朝トイレに行けるように少し早めに起きることです。そして2つ目は、別の時間に排便が出来るようにリズムを整えることです。
朝に排泄する人が多いのは確かですが、必ず朝に排泄しなければならないわけではありません。それでも朝に排便する習慣を身につけることが一番簡単なのです。
朝に排便する習慣がつけやすいのにはしっかりとした理由があります。寝ている間は食事をしませんから胃腸は消化作業を中断しています。朝起きて、胃の中が空っぽの状態で食事をスタートさせると腸も目を覚まし活動し始めるのです。腸が活動し始めた時に、昨夜食べたものは消化され直腸へスムーズに移動することになり、便意を感じるのです。
胃が空っぽの時にしっかり刺激し、それにより直腸内に便が移動することが出来るので朝は便意を感じやすい時間帯なのです。ですから、便をするタイミングを逃して便秘になってしまう直腸性便秘の方は、朝にトイレに行く習慣を身につけることが大切なのです。
朝は便意を感じやすいですし、自宅にいるので人の目を気にして便意を我慢しなければならないこともないでしょう。ちょっと早起きするだけで、便秘は改善されるようになると思います。
直腸性便秘になってしまうと、タイミングを待っているだけでは便秘を改善してあげることはできません。タイミングは自分で作らなくてはならないのです。どういうことかと言いますと、直腸性便秘の場合は便意を我慢しすぎて便意を感じにくくなってしまっているので、便意を感じるのを待っていては解決しないということです。
そのため、便意がなくてもトイレにいって排泄を試みる習慣を作ってあげることが何よりも大切です。これが2つ目の方法です。お昼でも夕方でも夕食後でもいいでしょう。出来れば食後が好ましいですが、必ずトイレに行って、排便を試みるのです。
もちろん痔にならないように気を付けながら、長い間力を入れ続ける必要はありません。それでもしっかり力を入れ、便を押し出そうとしてください。そうすることによって、腸が活動を始めます。
最初のうちは便意も感じないままでしょう。しかし、排便は習慣によって整えていくことが出来ますから、毎日続けていくことで便が出せるようになってきます。
自分の決めた時間に必ず便を押し出そうとすることで、便意を感じるようになりますし、おおよそ決まった時間にトイレに行きたくなってくるはずです。
本当は朝早く起きて実践することが好ましいのですが、他の時間でもできないことはありません。しっかりと実践して行けば必ず便意を感じ、排泄できるようになるのです。
この方法ではリズムを整えてあげることになりますので、即効性はありません。地道に行っていく必要があります。すぐに効果を実感することが出来なくても諦めずに、トイレに行く習慣を身につけましょう。