便秘のせいだと思うのですが臭いオナラが止まりません

毎日1回は排便はしていますが、臭いオナラがなかなか収まりません。宿便と呼ばれる便が取れていないためでしょうか。この場合どうすれば改善されるのでしょうか。

1日1回は排便があるということですが、残便感があることはあるのでしょうか。また、その他にも便秘特有のおなかの痛みなど、感じてしますか。便秘には定義はなく、その人がすっきりと排便できているのであれば回数は関係ありません。とは言うものの、多くは1週間に2回以下の排便の場合を便秘と呼ぶようです。

便秘とおならは深い関係がありますが、直接の原因は腸内環境の悪化です。腸内環境の悪化と聞くと、宿便が原因なのかと不安に感じるかもしれません。

しかし、宿便は医学的根拠がないと言われています。確かに便は食べ物が消化されたものだけではなく、古くなった細胞なども含まれていますが、腸の壁にこびりつくことはないと言われています。

毎日しっかり排便できているのであれば、腸壁に便が張り付いていることは考えられません。万が一、張り付いていたとしたら便は腸内で徐々に腐っていきますから、腸にも異常が起こり、腸閉塞(へいそく)など問題が起こるはずです。

では、宿便が原因ではないとしたら、オナラが臭いのは何が原因なのでしょうか。

毎日便が出ていてオナラが臭いのには、二つ原因が考えられます。乳酸菌を摂取していない場合と、乳酸菌を摂取している場合です。

おかしな話ではありますが、乳酸菌はオナラを減らし臭くないものにすることもありますし、オナラの回数を増やし臭いものにすることがあります。これは、生まれ持った体質が関係しています。

ですから対策としては、乳酸菌を摂取している場合は乳酸菌の摂取を辞め、乳酸菌を摂取していない場合は摂取を開始するということです。

乳酸菌とオナラの関係ですが、これは善玉菌と悪玉菌の関係になります。腸内に悪玉菌が増えることで、腸内ではガスが発生しやすくなります。消化不良になってしまっているのですね。

ですから、増えた悪玉菌を乳酸菌、つまり善玉菌によってバランスを整えてあげることで、腸内環境は良くなりオナラは回数が減り、臭いも気にならないものになります。

基本的にはこのように乳酸菌の摂取で、オナラの回数も臭いも減るのです。

しかし、乳酸菌を消化することが苦手な体質の場合は、乳酸菌によって消化不良を起こししてしまい、より悪玉菌が活性化してしまうことがあるのです。

乳製品はタンパク質に脂質が多いですから、よりオナラは臭くなってしまうわけです。

そのためオナラの回数や臭いが気になる場合は、乳製品を摂取するか、乳製品の摂取を辞めることで、腸内環境を整える意識を持ちましょう。

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