出産後便秘になってしまいました!
出産後生活リズムが崩れたせいか、便秘気味です。産後まだ2週間のため、傷口が開かないか心配で、力を入れるのもちゅうちょしてしまいますが、いい解決策はないでしょうか?
出産後は便秘になりやすい時期だと言われています。
出産後はホルモンバランスも変化する時期ですので、普段便秘ではない人でも便秘になってしまう人が多いようです。また会陰切開など、傷が不安になってしまいますよね。
産後すぐは力を入れると痛みを感じてしまう人もいますし、便秘になってしまうと大変です。
産後の便秘はホルモンのバランスの変化が大きな要因ですが、水分不足も要因の一つだと言われています。簡単に言えば母乳は水分ですから、母乳分の水分が排出されてしまっているわけです。よく母乳をあげているとおなかがすく、喉が渇くと言われていますが、体が欲しているということは、足りていないのです。
足りないと感じる前に、多く水分を摂取してあげることが大切です。水分が足りないと便に含まれる水分量も減ってしまいますから、どうしても便秘になってしまうのです。
とにかく、産後の便秘では水分摂取をしっかりと行うことを1番に考えましょう。母乳に影響するのではないかと考えるあまりご飯の量などを極端に減らしてしまう人もいますが、しっかり母乳を作るためにもおなかいっぱいご飯を食べることは大切です。
しっかり食事をし、水分を摂取できれば、便意を感じることができるようになるので便秘は改善されやすくなります。
それでも産後の便秘は改善しきれないこともありますよね。母乳のために薬は飲めないし、力を入れるのは不安になりますし、寝不足などもありすごくつらいと感じてしまうかもしれません。
そういった場合は病院に行って、妊娠中や母乳育児中でも飲むことができる薬を処方してもらいましょう。ビフィズス菌で腸内環境を整え、マグネシウムによって便を柔らかくすることができるのです。
もちろん、これらは母乳育児中であっても問題なく飲むことができます。妊娠中の方も利用しますし、場合によっては赤ちゃんにも処方されることがあるものなので安心です。
便秘で病院に行くのは恥ずかしいと思うかもしれませんが、産後の便秘に悩まされる方は多いですし、何もしなくても改善するというものでもありません。悩むより薬を処方してもらった方が安心できますし、その分育児を楽しむこともできるようになりますよ。
産後の便秘は、水分摂取を普段より多く行うことを意識し、食事もしっかり食べることで改善されることが多いです。しかし、運動不足もありますし、力を入れることが難しく、つらくなってしまうことも多いですから、場合によっては病院で薬を処方してもらってくださいね。
ビフィズス菌もマグネシウムも腸内環境を整えるのが目的のものですので、使用したからといって癖になるものではありませんので、これもまた安心してください。