腸でも増える! 寿命延長効果のあるビフィズス菌lkm512

ビフィズス菌lkm512とは

ビフィズス菌は人の腸内に最も多く生息する善玉菌で、乳酸菌の他、酢酸など有機酸を生成する菌の総称です。

もともとビフィズス菌は胃酸や胆汁酸に弱く、生きたまま腸にまでたどりつくことは難しいですが、各メーカーがそれぞれ強いビフィズス菌を開発しているので、生きたまま腸に届くビフィズス菌が増えています。

ただし腸にまで生きて届いても、全部がそのままたどりつくかはビフィズス菌の種類によって異なります。またビフィズス菌は酸素がない環境で生息する偏性嫌気性菌のため、製品中に残すのが難しいです。

ビフィズス菌の正式名はビフィドバクテリウム属でそれがさらに動物や人など生息する場所も種類により異なります。

私たちは普段ひとくくりでビフィズス菌と言っていますが、〇〇種〇〇株と細かく分かれ、特徴や働きは異なります。lkm512はアニマリス亜種ラクティス種lkm512株です。

特徴

ビフィズス菌が私たちの健康にかかわるためには、生きたまま腸に届くということが一番大切です。lkm512は胃酸に強く生きたまま腸にまで届きます。

ここまでは他の種類のビフィズス菌とはあまり変わりません。ビフィズス菌は大腸にまで生きたまま届いても、一生涯大腸に生息はできません。2~3日で便から排せつされてしまいます。

そのため毎日こまめに摂り続けることが大切です。

しかしlkm512関しては大腸にくっつきやすい性質があるため、ゆっくりと流れて便から排せつされます。さらに優れている点は大腸にくっつきながら腸で増えるということです。

いくらビフィズス菌を摂ってもすぐに便から排せつされてしまうと免疫反応が起きにくく、大腸の中でも増えにくいです。lkm512は長時間大腸にとどまることで増やしやすい状態にあります。

つくり出す物質 ポリアミン

ビフィズス菌などの善玉菌が増えることで腸内環境が整いますが、最近でビフィズス菌や乳酸菌がつくり出す物質も私たちの体に有益だと言われています。

lkm512がつくり出すポリアミンもその一つです。ポリアミンをつくり出せるのはlkm512だけです。

ポリアミンは細胞を元気にする物質でもともと細胞に含まれ、私たちの細胞だけではなく、食品中の細胞にも含まれています。

アミノ酸の一種であるアルギニンやオルニチンから合成されています。10代20代と若いうちはポリアミンをつくることができますが、年をとるにつれその能力は低下します。

ポリアミンは細胞を元気にする物質のため私たちの体内では腸管のバリアー機能を高めることで体内に侵入してきたアレルゲンであるたんぱく質や微生物などの異物から守り、炎症やアレルギー反応を緩和します。

腸内環境の話で善玉菌は私たちに有益、悪玉菌は有害といわれますが、悪玉菌自体が悪いのではなく悪玉菌が作り出す物質は毒素があり有害です。

日本人の昔ながらの和食は食物繊維が豊富で低脂肪なためビフィズス菌が育ちやすい食事でした。

しかしここ数十年、食事が和食から高脂肪、高たんぱく質な食事になり悪玉菌にとって好都合な環境へと変わってきています。さらに肉類などに過剰摂取は有害物質もつくってしまいます。

この有害物質が腸内にたまると便が強烈なにおいになるだけではなく、毒素が吸収されて全身を巡っていきます。

初期段階であれば吹き出物や肌荒れですが、これが少しずつ長年にわたって毒素が全身を巡り続けると、私たちの細胞をはじめDNAやRNAなどまで傷つけられます。これが病気やがんの始まりです。

しかしポリアミンがしっかりと働いていれば傷ついたDNAなどは修復できますが、年をとるにつれポリアミンが減少し、不規則な食生活をしているとポリアミンによる修復が追い付かなくなります。

このポリアミンをつくるビフィズス菌はlkm512だけです。ポリアミンを増やす方法は常にlkm512につくらせることです。そのためには住みやすい環境を作ってあげることが大切です。

毎日継続的に摂り続けていると腸内で作られたポリアミンが吸収されて全身を巡って各細胞にいくので全身の免疫系にも働きかけてくれます。これが大腸がんをはじめ、さまざまな病気の予防につながります。

寿命伸長効果

マウスによる実験によるとlkm512を継続的に摂り続けたマウスと摂らなかったマウスの生存率を比較すると約6カ月も寿命が長くなりました。マウスの寿命は約2年なのでその1/4相当の寿命が延びたことになります。

健康寿命の伸長についての研究はさまざまなところで行われています。カロリー制限なしでは赤ワインの成分であるレスベラトロールにもありますが、lkm512の寿命伸長効果は世界初のプロバイオティクスです。

数あるプロバイオティクスの中でもただ一つです。それだけ優れているビフィズス菌です。腸から健康にすることが病気の予防だけではなく腸から長寿にしていけます。

効果

寿命伸長効果、大腸がん予防以外にも免疫力効果、アルツハイマーの予防、アトピー性皮膚炎の改善もみられます。

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