生きてなくてもいい?! 花粉症予防には殺菌ビフィズス菌
殺菌ビフィズス菌BR-108とは
殺菌ビフィズス菌の材料は赤ちゃんの腸管から分離したビフィドバクテリウム・ロンガム(ビフィズス菌)です。
殺菌乳酸菌EC-12の技術で製造されたビフィズス菌の中でも殺菌処理されたビフィズス菌です。そのため加工条件を問わない機能性食品の原料です。
耐熱性であるため、160℃30分間穏やかな加熱であれば免疫活性が保たれる優れものです。
そのため通常のビフィズス菌は熱や胃酸に弱くヨーグルトなどの1部の商品やサプリメントなどにしか利用されませんが、殺菌ビフィズス菌はあらかじめ殺菌しているためパン、飲料、シリアルなどあらゆる加工食品に添加することができます。
生菌の乳酸菌やビフィズス菌はライン汚染の原因になるため簡単には使えませんが、殺菌ビフィズス菌はすでに殺菌してあるため安心して使えます。
殺菌ビフィズス菌が利用されている商品のパッケージには「殺菌ビフィズス菌〇億個配合」と記載されています。BR-108は1gあたり1000億個に調整してあります。
殺菌ビフィズス菌BR-108の効果
腸内細菌叢の改善
BR-108を毎日200億個1カ月摂取し続け、摂取前後の腸内細菌叢を調べると善玉菌であるビフィズス菌が増えるという結果があります。さらに日和見菌であるバクテロイド菌も減っています。
ビフィズス菌は乳酸以外に酢酸も産生します。酢酸は酸性であり強い殺菌力があるため悪玉菌の増殖を抑え、腸内環境をよくします。
私たちの腸内には400種類以上、約100兆個の細菌が住んでいます。これらの集まりを腸内細菌叢といいます。
腸内細菌叢が良いと病原菌が定着することを防ぎ、免疫系を活性化するなど私たちの健康に有用な働きをしてくれます。
花粉症の抑制
生菌であるビフィズス菌には腸内環境を整えることから、免疫力を高める効果があります。花粉症などのアレルギーがある人は健康なひとよりも善玉菌の数が少ないです。
ビフィズス菌を摂ることで免疫のバランスを正常に保(たも)てるため、特に花粉症の人に効果があります。
生菌と同様に殺菌ビフィズス菌を摂取しつづけたところ、IgE抗体が抑制されます。
花粉などのアレルギーの原因物質が腸に入ると、IgE抗体とくっつきヒスタミンという物質が出てくしゃみなど花粉症特有の症状が出ます。IgE抗体が抑制されるということは、症状がでにくくなるということです。
BR-108摂取によるNK細胞の活性化
BR-108を摂取し続けるとNK活性が上昇します。NK細胞とはナチュラルキラー細胞とも言われ、私たちの体内のがん細胞やウイルス感染細胞などを見つけたら攻撃し除去します。
生まれながらにしてもっている防衛機能です。この攻撃し除去する力のことをNK活性と言います。NK活性は15~20歳がピークで、年をとるにつれ減っていきます。
BR-108を摂取し続けるとNK活性が上昇するということは、免疫力アップに効果があります。