あらやだ、あなたカワイイ顔のくせに便秘? チェックリストで便秘症かチェック

あなたは便秘症ですか?といきなり聞かれたら何と答えてよいか迷ってしまいますね。

普通は怒ります所をもし、真剣に考えてみると「今日はお通じなかったけど、それってもう便秘ってことなのかな?」とか、「便秘にもなるけど下痢にもなるのは便秘症とは言わないのかな」など考えると、果たして便秘とはなんなのかすら分からなくなります。(こう便秘ですか?と聞く変質者は、そう悩ませるのが目的かもしれませんね♪)

そもそも便秘症とはどんな状態なの?あまりみんなに聞くことができなくて分からないけれど、私の排便って普通なの?それともこれって便秘症なの?など、普段は周囲に聞きにくい便秘の話をまとめてみました。(これで便秘ですか?と聞く変質者に笑顔で答えられるようになります。)

便秘症の明確な定義が知りたいのです。変質者に会う前に

はじめに、基本中の基本。便秘症とは何かを押さえておきましょう。実は、体質により排便状態にも個人差がありますから明確に何日以上排便していないと便秘症、ということは言えません。

でも基本、1週間に2回以上排便がない状態、便の水分がない状態、もしくは腸に常に残留便がある状態はすべて便秘、に当てはまるのです。

でもこれではまだ便秘症とは確定できないのです。次のポイントを見ていきましょう。

これに当てはまったらあなたは絶対便秘症! 恐怖の3つの死亡フラグ(3点)

これに当てはまるあなたは間違いなく便秘症です!と言えるポイント3点をまず見てみましょう。

①下剤、浣腸など薬を使用しないと排便できない

ここまで来ているなら重症ですね、間違いなく便秘症です。ずっと薬に頼って排便している状態は危険です。早めに診察を受けてくださいね。

②4日から1週間排便できないことがある

排便周期に個人差があるとはいえ、4日以上排便できないのは完璧に便秘です。体質だからとか考えずに積極的な便秘解消対策をはかりましょう。(ですがお腹に耐久癖が付いてしまうので本当に、下剤や浣腸は辞めましょう)

③排便後も、残便感、残尿感がある

排便した後にまだ便が残っている感じがする、残尿感があるというのは腸にまだ便が残っているためだと考えられます。

毎日排便できているとしても腸に便が残ってたまっていくタイプの便秘もあります。この場合本人は気づきにくく悪化させてしまうことがあるので注意しましょう。(私もその一人かもしれません。)

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バスケで言うなら便秘症と言うゴールポストにまっしぐら!3ポイントシュート!(3点)

続いて、便秘症確定とは言えないけどそうなってる可能性のあるポイントを3つ見てみましょう。

①運動不足で筋力が落ちている

運動不足、筋力不足になると便意を催してもきちんと排便できなくなります。そして腸内にとどまることで、便秘状態になっていきます。気をつけたいのは、腸も筋肉、蠕動(ぜんどう)運動という運動で便を排出します。この蠕動運動不足にもならないように注意しましょう。

②便が硬い

通常、健康な便はネリ歯磨き粉くらいの硬さといわれています。(ネリ歯磨き粉ってどんな柔らかさだよ!ってかんじですが)この硬さを基準に、自分の便が硬くなっているかどうかをチェックしてください。(だからどんな柔らかさだよ! そもそも便を直接触るわけないじゃん!)

便は腸内に長くとどまると水分を吸収され、コロコロのカチコチになってきます。これは腸内に滞在時間が長すぎる、つまり便秘の疑いありと判断できますね。

③お腹が硬く張っている

あおむけに寝て手のひら全体でお腹を軽く押してください。硬く張っている感じがしますか?ガスがたまっている場合と、上から触ってもしこりを感じるくらい便がたまっている場合もあります。

おへそを中心に時計回りの感じでマッサージしてあげると、たまっているものを排泄できたりします。試してみてくださいね。(止まっていた腸を動かすイメージで)

こんな生活習慣はいけない! 悪習慣四天王(4点)

最後にこんな生活習慣を送ってると便秘症になりますよ!と言う生活習慣を4点紹介します。

①便意を感じても出せないときが多く我慢してしまう

脳からは排便するように腸に指令が行くのに、それを我慢する。という行為を繰り返していると腸はどんどん指令にまひしてきます。そして、排便するタイミングが分からなくなり便秘につながります。(自分で伝令を麻痺させるほどコントロールできるってすごいですよね!)

②ダイエットのため食事制限することが多い

便を作る材料となるものが腸に送り込まなければ腸では便を作れませんね。そういう状態が続くと腸の働き自体が悪くなり、便を作り排泄するという本来の働きができなくなり、便秘の原因になります。(腸に運動させていない、働かせてない事になるのです。)

③ストレスを感じることが多い

ストレスは自律神経を崩す大きな原因の一つです。ご存じのように、自律神経が乱れると排便が促されず、便秘の原因になりますね。ストレスを感じるのは仕方がない、としても上手に解消できる方法を見つけましょう。(ストレスフリーは無理でもストレス解消法は作りましょうってことです。)

④食事や睡眠が不規則になってしまう

生活習慣の乱れは腸環境の乱れと覚えておきましょう。睡眠不足が続いている方や食事時間が不規則、量も不規則な人は要注意です。腸内環境が乱れ悪玉菌が増えると便秘の原因になりますね。

自分は便秘ではない、と思っていても実は便秘症だったというのは珍しいことではありません。でも原因を知って便秘解消するように取り組むのは早ければ早いほうがいいですから、気づいたときが始め時!

さっそく便秘解消に向けて対策をとっていきましょう。(いきなりですがそれが良いのです。)まだ、便秘ではない方も注意が必要なら便秘にならないような健康な腸環境を目指して努力しましょう。

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この記事の筆者

深山佳代(仮名)
1978年生まれのアラフォー主婦。若いころから便秘持ちで食事改善、漢方、ツボ押し、薬など、トライした改善方法は数知れず。便秘に「苦しむ」「悩む」「だから調べる」を繰り返しているうちに、専門家も真っ青な便秘への知見を身につける。元の趣味はネイルだったが、悲しいかなトイレ周りの環境を快適化させるのが現在の趣味に。この世からなくなった生きていけないものは「ウオッシュレット」。TOTOの株主。

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