生菌、死菌?どちらも腸内環境を改善します
乳酸菌も菌ですので、
生きているものもいれば死ぬものもいます。人間と一緒です。
生菌とは、生きている菌。
死菌とは、死んでいる菌のことです。
「生きている乳酸菌でないと、効果が出ない」
といわれるようになり、それと合わせて「生菌」であることを押し出した
商品が多数見られるようになってきました。
実際のところ
「生菌」でないと腸内改善には効果が無いのでしょうか。
もちろん「死菌」でも効果はでます。
40年近く乳酸菌の研究をしており、現在バイオジェニックス連絡協議会 議員である管辰彦さんは「乳酸菌は生菌である必要があるのか」で以下のように答えています。
生きた乳酸菌を生きたまま腸にいれても、決して増殖しません。
ある企業はカプセルにビフィズス菌を入れて、
腸に直接届かせたから良いと宣伝をしてますが、たとえ直接腸に届いたとしても増殖はしません。~~また、生菌製品の中に入っている死菌が整腸効果に寄与している可能性というのは、
今回ご紹介した実験結果から大いにあると考えられます。
そして、乳酸菌の整腸効果というのは、
菌の生死に関係なく菌体が免疫機能を活性化させた結果起こると考えております。
また東京大学名誉教授で、日本ビフィズス菌センター理事長を歴任されている光岡知足さんも
生菌でも死菌でも効果は変わらない、と言われています。
詳しくは「生菌でも死菌でも効果は変わらない」を御覧ください。
乳酸菌選びのポイントは『自分に合うか』
生菌,死菌と宣伝されておりますが、
一番大事なのは『自分にその乳酸菌が合うか』です。
というのも人によって腸内細菌は全く違ってきます。ですので合う、合わない乳酸菌も人によって違ってくるのです。
ヨーグルトならそれぞれのヨーグルトを1週間買いためて
どれが自分に合うか確かめていくといいでしょう。
また乳酸菌サプリメントも
お試しで購入できるようになっておりますので、ぜひいろいろな乳酸菌を試してみてください。