朝食ビフィックス、ビフィックス1000ヨーグルト(グリコ乳業)とは?効果
記事の目次
ビフィズス菌ビフィックスとは?
グリコ乳業が製造・販売している乳酸菌食品、乳酸菌飲料が「ビフィズス菌ビフィックス」です。
手軽に採れるヨーグルトやヨーグルト飲料を含む全12種類の「朝食ビフィックスシリーズ」と、高濃度乳酸菌飲料「ビフィックス1000」の2つに大きく分けることができます。
どの商品にも、グリコオリジナルの乳酸菌「ビフィドバクテリウム・ラクティスGCL2505株」が含まれています。
朝食ビフィックスシリーズを代表する「朝食ビフィックスヨーグルト」の原材料は、乳製品、砂糖、果糖ぶどう糖液糖、水飴、ゼラチン、寒天、酵母エキス、香料、乳化剤、増粘剤(キサンタンガム)
朝食ビフィックスシリーズの飲料を代表する「朝食ビフィックス飲むヨーグルト」の原材料は、乳製品、乳糖、乳たんぱく、ゼラチン、乳等を主要原料とする食品、酵母エキス、香料、安定剤(ペクチン)
高濃度乳酸菌飲料「ビフィックス1000」の原材料は、脱脂粉乳、果糖ぶどう糖液糖、水飴、りんご果汁、酵母エキス、酸味料、香料、安定剤(CMC)、甘味料(スクラロース)
になります。
商品ホームページでは、朝食ビフィックスシリーズは「冷蔵庫に、家族への思いやり」、高濃度乳酸菌飲料「ビフィックス1000」は「日本中の女性をおなかから笑顔にする」ための商品と紹介されています。
作っている会社について
グリコ乳業がビフィズス菌ビフィックスを製造・販売しております。グリコーゲンを由来とするキャラメル「グリコ」で知られる江崎グリコ株式会社。そのグループ企業である「グリコ乳業株式会社」は、1947年に創業しました。
乳飲料や乳製品、またそれらの製品の保管・配送業を主に行う企業として活動しています。
最近では独特の食感と印象的なCMで話題を読んだ「ドロリッチ」や、売っていないお店を探すのが困難なほど普及している「カフェオーレ」など、多くのヒット商品を持つ企業でもあります。
メリット
ビフィズス菌ビフィックスにはどんな長所があるのかまとめてみましょう。
グリコオリジナルの乳酸菌「ビフィックス」
「ビフィズス菌ビフィックス」に含まれる乳酸菌「ビフィドバクテリウム・ラクティスGCL2505株」は、グリコが10,000以上の乳酸菌株の中から発見した、胃酸で負けずにおなかの中で増えることが特徴の乳酸菌です。
ビフィズス菌の「Bifi」とまだ見ぬ未来への期待を込めた「X」と合わせて、「BifiX」と名付けられました。
酸味とリンゴ味の絶妙なブレンド
「ビフィズス菌ビフィックス」は、発酵食品ならではのツンとした酸味があります。この酸味は発酵する際に生じる「酢酸」が正体です。酢酸は疲労回復など体に非常に良い成分ですが、苦手な人も少なくありません。
「ビフィズス菌ビフィックス」はリンゴ風味を加えることで、酢酸をすっきり飲みやすくすることに成功しました。
デメリット
では短所は何になるのでしょうか。
朝食ビフィックスシリーズは乳酸菌量が不明
ビフィズス菌だけを発酵して作る「ビフィックス1000」は乳酸菌量が明記されていますが、「朝食ビフィックスシリーズ」の12のヨーグルトやヨーグルト飲料には乳酸菌量が記されていません。
商品ホームページでは、「1g当たりの乳酸菌量はビフィックス1000の方が豊富」と記されていますので、1g当たり10億個以下であることは確かなようです。
菌の種類
「ビフィズス菌ビフィックス」には、「ビフィドバクテリウム・ラクティスGCL2505株」が1種類のみ入っています。
商品の値段、1日あたりの価格
どれも1本もしくは1個が1日分と推奨されています。定期販売はグリコ乳業では提供されていません。
種類 | 価格 |
---|---|
朝食ビフィックスヨーグルト140g | 70円~100円 |
朝食ビフィックス飲むヨーグルト | 約100円 |
ビフィックス1000 | 120円~130円 |
菌量/日
「朝食ビフィックスシリーズ」は菌量が不明ですが、「ビフィックス1000」は1本当たり1000億個の乳酸菌が含有されています。
飲み方
ヨーグルトタイプは1日1個、ドリンクタイプは1日1本、好きな時間に摂取します。生活のリズムを整えるために、決まった時間に服用することが良いでしょう。
内容量
ヨーグルトタイプは1個71g~375g、飲むヨーグルトタイプは1本180g~250gです。ビフィックス1000は1本100gです。
1日のカロリー
ヨーグルトタイプの標準仕様のものは1日当たり99kcal、飲むヨーグルトの標準仕様は123kcal、ビフィックス1000は44kcalです。
生菌or 死菌
加熱処理を行っていませんので、生菌です。
注意点
ビフィドバクテリウム・ラクティスGCL2505株独特のピリッとした刺激がありますので、離乳期までのお子さまには推奨されていません。また、朝食ビフィックスシリーズは菌量が不明なこともあり、効果も明確ではありません。
どのような人に向いていますか?
手軽に生きた乳酸菌を届けるには「ビフィックス1000」はいいとおもいます。
注意しないといけないのは、人によって腸内細菌の種類は様々であり、そのため自分にあった乳酸菌を摂取する必要があります。
「ビフィックス1000」を食して、すっきりしないという方は自分に合った乳酸菌の旅にでかけましょう。