おすすめの乳酸菌生産物質サプリメント4選

乳酸菌は、腸の中で一定の期間、善玉菌として活動します。その活動の中で生まれる物質を「乳酸菌生産物質と呼びます。乳酸菌とは異なるという、その物質は私たちの体にどのように役立つのでしょうか?

乳酸菌生産物質とは

乳酸菌生産物質は乳酸菌ではありません。乳酸菌とは糖類を発酵して多量の乳酸を生成する細菌の総称です。

乳酸菌生産物質は乳酸菌を発酵、熟成させて菌体成分と代謝産物のみを抽出した乳酸菌がつくりだしたもののことです。乳酸菌から分泌されることから「乳酸菌生産物質」と言います。

乳酸菌は腸内環境を整えるなど私たちにとって大切な働きをしてくれることは知っていますが、実はこの乳酸菌生産物質も糖尿病や高血圧など生活習慣病をはじめ、さまざまな病気に対して役立ちます。

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生きた乳酸菌は腸内フローラのバランスを改善に有効な生菌で生体機能を調整し健康を維持します。これらを「プロバイオティクス」といいます。

乳酸菌生産物質は発酵によって産生される物質なので、必ずしも腸内細菌の力を借りずに、直接吸収され私たちの体に働きかけます。生きた菌ではないので口から取り入れても、乳酸菌とは異なり胃酸や胆汁酸の影響をうけません。

そのまま腸まで届き免疫細胞の活性化、抗酸化作用など健康づくりに働きかけます。これらを「バイオジェニックス」と言い、プロバイオティクス、プレバイオティクスに属さない新しい分野です。

乳酸菌に比べて200万倍以上のパワーがあると言われ、大学や医療機関などで研究されている分野です。

もともと私たちの体にとって必要な乳酸菌がつくり出したものなのでアレルギーの原因となるたんぱく質やアミノ酸は残っていません。

原材料も大豆をベースとし、生産物質のみを抽出しているのでとても安心、安全で乳児でも取り入れることができます。

乳酸菌生産物質の作り方

大豆を培地とし、ここに8種類の乳酸桿菌、4種類の乳酸球菌、4種類の酵母菌、計16種類の菌の共棲培養をし、熟成し発酵させてできたものが乳酸菌生産物質です。

乳酸菌や酵母菌、大豆が原材料となっているため、発酵後の成分はとても栄養価が高くなっています。

乳酸菌生産物質の成分

大豆などの種子類はもともとたんぱく質をはじめ、ビタミン、ミネラルなど栄養価が高いです。そこに16種類の乳酸菌、酵母菌が入り発酵が加わるので、今まで一つで利用していたよりもパワーのある物質ともいえます。

主な成分は短鎖脂肪酸、乳酸、菌体成分(細胞壁成分)、イソフラボン、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、大豆ペプチド、レシチン、サポニン、核酸、オリゴ糖です。

乳酸菌を発酵してできる物質には乳酸、酪酸、プロピオン酸、酢酸などの有機酸がありますが、これらは腸を酸性に保つことにより感染防御、有害菌の増殖抑制、腐敗防止など健康の基本を守る役割をします。

消化吸収や免疫活性をサポートします。

菌体成分(細胞壁成分)は腸内に入ると免疫強化物質として働きます。白血球を活性化し、がん細胞や感染症を起こす菌も退治してくれます。花粉症などのアレルギーも抑えられます。これらの働きは生きた乳酸菌よりも優れています。

イソフラボン、サポニンはそのままの状態では糖と結びついているため吸収しにくいですが、発酵することで糖がとれ活性型に変わります。

女性ホルモンのエストロゲンに似た形になるため更年期障害や動脈硬化抑制、骨粗しょう症の予防に役立ちます。

その他サポニンは血栓や動脈硬化を促進する過酸化脂質の生成を抑える抗酸化作用と脂肪の吸収を抑える働きがあります。

レシチンはコレステロールを調節して動脈硬化を予防し、脂質代謝を促進して肥満を防ぎます。認知症予防にも役立ちます。

大豆ペプチドは健康や美容に良いですが、さらに発酵されることで消化管ホルモン様作用、免疫賦活作用、血圧低下作用、発がん抑制作用など私たちの健康維持に働きかけます。

乳酸菌生産物質は乳酸菌の20万倍!

乳酸菌生産物質なんて聞いたことありませんでした。

そうですね。乳酸菌に比べて、あまり知られていないかもしれませんね。今、とても注目されているんです。

アレルギー症状の改善、安眠効果、免疫力向上、うつ病予防、がん予防、老化の抑制、コレステロール値の低下など、実にさまざまな効果が期待されます。すなわち、乳酸菌生産物質が私たちの体の不調を改善する鍵になるのです。

乳酸菌が体によいって今まで言っていましたが、乳酸菌生産物質こそ体によいって事でしょうか?

その通りです。ある研究機関によれば、乳酸菌にくらべて、乳酸菌生産物質は20万倍のパワーがあると言われています。その協力なパワーは、有名な東京大学医学部や東京女子医科大学などで研究されています。

私たちの腸は、ストレス、乱れた食生活、疲労、食品添加物、薬物などで有害な悪玉菌が増えやすい状態です。悪玉菌から体を守る事ができるのは、乳酸菌生産物質だったのです。

乳酸菌生産物質は腸に定着する事ができる!

乳酸菌生産物質は乳酸菌とどんな違いがあるのでしょうか?

良い質問ですね~。ヨーグルトなどによく「プロバイオティクス」と書いてありますよね。この言葉は、乳酸菌やビフィズス菌を指し、腸の中に届き、善玉菌を増やす事で腸内環境を改善します。

さらに、腸内細菌を育てるには、オリゴ糖や食物繊維など「プレバイオティクス」と呼ばれる食品が必要になります。という事は、腸内環境を育てるにはいくつもの条件がそろわなければいけないのです。

しかし、乳酸菌生産物質は「バイオジェニックス」と呼ばれ、腸内環境の条件がそろわなくても、腸に定着する事ができ、ダイレクトに免疫を刺激し、血糖値を下げ、腸内環境を整え、代謝を上げる、などさまざまな作用をもたらす事ができるのです。

すごい!乳酸菌生産物質のパワー

そうでしょ。では、体にダイレクトに作用する乳酸菌生産物質はサプリとして販売されています。これからオススメのサプリを見て行きましょう。

潤性蘇菌サプリメント

「潤性蘇菌」は胃酸などの影響を受けることなく腸に届き、善玉菌の栄養を与える事ができるサプリです。乳酸菌生産物質と共に、有胞子乳酸菌も多く含まれ、もともと善玉菌が少ない人でも効果が出やすいように作ってあります。

有胞子乳酸菌ってなんですか?

分かりやすく言うならば、乳酸菌が卵に包まれた状態です。殻のようなもので守られているので、酸にも強く、腸にしっかりと届く事ができます。

そして、腸の中で発芽、繁殖をする中で、腸内環境を整えて行きます。腸の中で増殖する善玉菌は40種類ととても多く、どんな人が飲んでも効果が出やすいように開発されています。

デイリーシャント

このサプリは「乳酸菌生産物質」で腸内環境を整えながら、心のバランスを整える幸せ物質である「セロトニン」を増やす事が可能です。疲労回復やストレス抑制に効果が高いと評判ですよ。

セロトニンってなんですか?

おっ、セロトニンの説明ですね。任せてください!セロトニンは車のブレーキのような存在です。「ドーパミン」は快感、喜びの感情と密接にかかわり、「ノルアドレナリン」は不安、怒り、恐怖の感情を引き起こします。

その感情をコントロールしているのが、セロトニンです。セロトニンが不足すると、精神のバランスが保(たも)てず、キレやすくなり、うつ病などの精神疾患をまねきます。

実はその感情をコントロールするセロトニンの95%を作り出しているのが小腸です。そして残りの2%が脳で作られていますが、この脳で作られる成分で中心をなるのが、乳酸菌である事がわかっています。

腸内環境が安定している事は、精神面の安定にもつながるのです。

ビファイン

このサプリは、無農薬で作られた大豆を原料とした豆乳で作られた乳酸菌生産物質です。

1粒に乳酸菌、ビフィズス菌25億個以上含み、アミノ酸、イソフラボン、GABA、ビタミンなどさまざまな体の不調をサポートする成分がたっぷり入っています。

便秘解消から、女性ならではの悩みまでクリアする事ができる、優秀なサプリです。

どうして女性ならではのトラブルが改善されるんですか?

これもいい質問ですね!女性はホルモンのバランスが影響して便秘になりやすいのです。ストレスや睡眠不足など、さまざまな影響で女性ホルモンは乱れやすく、便秘は血液を汚します。

汚れた血液は子宮にたまりやすく、イライラや生理痛、PMSなどの症状を生み出します。腸を整える事は、女性にとってさまざまなメリットがあると言えますね。

乳酸菌生産物質ビオネ

大豆を培地として16種類の乳酸菌、酵母菌などで発酵してできたエキスです。

ビオネは飲みやすいように乳酸菌生産物質にフラクトオリゴ糖、ラフィノース、焼成カルシウム、乳酸、リンゴ酸、クエン酸、天然カラメル色素を加えた飲み物です。 1回20mlを目安に1日1~3回が適量です。

まとめ

「なんとなく元気がない」「体が重い」という体の不調を乳酸菌生産物質のサプリを使って、軽くしてみませんか?

忙しく、体を酷使している私たちの体を救う救世主となる、乳酸菌生産物質で腸をダイレクトに元気にしていきましょう。

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すっきりする乳酸菌サプリメント

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