慢性的な便秘症で無理に出そうとすると下痢になるので困っています
慢性的な便秘症で一度便秘になると3~4日出ません。最高8日も便秘だった事があります。運動したりさゆを飲んだりマッサージしたり、薬を飲んで出そうとすると下痢になってしまうのです。
食生活や睡眠に気を付けていても便秘が治りません。せめて2日に1度は便通が来てほしいのですが、何かいい方法はないのでしょうか。
既にさまざまな便秘解消法を実践しているようですね。どれもそれほど効果を実感できていないようで、悩んでしまうのも分かります。どうしても便秘解消法には個人差がありますし、合う合わないと言った問題もあるのです。
最高で8日も便が出ないこともあったようですし、3、4日出ない日々が続くとなると、これはやはり慢性的な便秘体質なのでしょう。
食生活や睡眠にも気を付けているみたいですし、また運動も行っているようで基本的なことは全部試したことと思われます。
そこで私はお勧めできるのは、ビフィズス菌や酸化マグネシウムのような便の状態をよくしたり、便を柔らかくしたりする便秘薬の服用です。
便秘薬を飲んで下痢になってしまっているということは、服用しているのは便秘薬の中でも下剤と呼ばれる種類でしょう。これは腸を刺激することで便の排出を促すというものです。
腸を刺激して激しく動かすために、おなかに痛みが生じ、それだけではなく水分を吸収される前の便が排出されるので下痢になってしまうのです。
下剤による便秘解消は根本的な改善にはつながりません。これは腸を無理やり刺激して便を押し出しているだけだからです。もちろん即効性がありますから、便秘で苦しくなった時には有効的です。
ビフィズス菌や酸化マグネシウムは腸内環境や便の状態を整えるタイプの便秘薬です。即効性はありませんが腸内環境がよくなりますし、酸化マグネシウムの場合では便が柔らかくなるのでスムーズに排便できます。
慢性的な便秘で悩んでいる方は腸内環境が悪化しているだけではなく、便秘によって便秘を引き起こしている側面があります。
排せつされない便がたまってしまうので、結果的に食事を改善して水分をたくさん摂取して、腸を動かしても、排せつされるまでには余分な水分が吸収され、硬くなり排せつしにくい便になってしまうということです。
これでは、せっかく便秘を改善しようと思ってもなかなかうまくいきません。
そこでビフィズス菌や酸化マグネシウムなど腸内環境や便の状態を整えるタイプの便秘薬を利用し、正常な状態へと近づけてあげることで、便秘の解消を行うというものです。
これらには依存性もありませんから、安心して利用できます。
まだ試したことがなかったのであれば、ぜひ試してみてくださいね。
もちろん、いままでどおり食生活や睡眠時間、運動にも気を付けてほしいです。それを支える一つとしての利用が好ましいですね。