おなか活力タブレットとは?効果、効能
明治おなか活力タブレットとは?
「おなか活力タブレット」は、株式会社明治が製造・販売している乳清発酵物含有食品です。
乳製品とお菓子の専門会社として1917年に創立した株式会社明治は、現在では機能性食品や医薬品なども扱う総合メーカーへと成長を遂げています。
「おいしく食べるだけでなく、食べることで健康になれる商品」を目指し、開発や研究にも力を注いでいる企業です。
明治おなか活力タブレットには、ビフィズス菌そのものではなく、ビフィズス菌を増やす乳清発酵物が含まれています。
商品ホームページでは、「ビフィズス菌を増やしてお通じを良好に保つため」におすすめの商品と紹介されています。
姉妹商品に、同じく乳清発酵物を含んだ「明治おなか活力ミルク」というものがあります。
特徴
トクホ商品ですので、効果が証明されていると言う安心感があります。
また、ヨーグルト味の食べやすいタブレットですので、気軽に時間を選ばず体内の善玉菌を増やすことができます。
お子さまの腸内環境を考えて、おやつ替わりに摂取させてあげても良いでしょう。
乳清発酵物でお通じが良好に
おなか活力タブレットに含まれる乳清発酵物は、腸内のビフィズス菌の増殖を促進し、お通じをよくする効果を持ちます。
ビフィズス菌だけに作用し、それ以外の菌には反応を示しません。
「牛乳を飲むとおなかがゴロゴロしてしまう」といった方にも効果があります。
この乳清発酵物は、チーズの製造に使われるプロピオン酸菌という菌から生成されるもので、アメリカのGRASという基準で食品に用いるのに安全な菌であると認められています。
過去に行われた過剰摂取の実験では、通常の1.3倍の量を長期的に摂取しても血液、尿、胃腸に何の影響も及ぼしていません。
動物実験では1500倍もの明治おなか活力タブレットを過剰摂取させても何の影響もなく、非常に安全な菌であると認められているようです。
トクホに指定された機能性食品
消費者庁が体調を整える働きや健康に役立つと証明された商品にだけ許可を与える「特定保健用食品(トクホ)」に認定されています。
トクホは、体調を整える作用のあることが科学的に証明されたときにのみ認定される基準です。
つまり「おなか活力タブレット」は、商品の善玉菌を増やす効果が国に保証されているのです。
審査はかなり厳しいもので、認定された食品はテレビCMなどで得意気に紹介されているのをよく見かけますよね。
デメリット
ビフィズス菌そのものではない乳清発酵物
「ビフィズス菌を直接摂取したい」という方には、向いている商品ではありません。
おなか活力タブレットには、ビフィズス菌自身ではなくビフィズス菌を増やす乳清発酵物が含まれています。
ビフィズス菌を含む他の食品との併用で効果は増しますが、乳清発酵物を重複して摂取してしまわないよう気を付けましょう。
摂取のしすぎには注意
お菓子を専門として販売している明治の商品で、その上ヨーグルト味となるとお菓子感覚で摂取したくなってしまうかもしれません。
パッケージもお菓子みたいですよね。
しかし、おなか活力タブレットはあくまで「乳清発酵物含有食品」であって、お菓子ではありません。
過剰摂取に悪影響がほとんどないとはいえ、体調や体質によってはおなかがゆるくなってしまうことなどがあります。
目安を守って摂取をしていきましょう。
商品の値段、1日あたりの価格
「おなか活力タブレット」は、14袋と48袋の2種類の量が売られています。
3粒入った袋を1日一つ摂取しますので、1箱で14日分もしくは48日分と言えます。
明治の通販サイトでは現在ある在庫で販売を停止するようですが、Amazonのような一般的なショップでは変わらず購入することができます。
購入方法 | 1箱あたりの価格 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
14袋 | 800円 | 約57円 |
48袋 | 2200円 | 約46円 |
※1日あたりの価格は1日3粒摂取した時
※税込み表示
以上はメーカー希望価格ですので、実際はもう少し安く購入することができます。
内容量、飲み方
1日3粒を目安に、好きな時間に摂取します。
3粒で1・5g、1日当たり5.7kcalです。
タブレットタイプですので、水なしでなめたりかんだりして食べます。
原材料
原材料は以下のようになります。
- ぶどう糖
- 乳清発酵物(乳由来)
- コーンスターチ
- 還元パラチノース
- ショ糖脂肪酸エステル
- 酸味料
- 香料
- 甘味料(スクラロース)
商品ページより引用
乳清発酵物以外には特に変わったものは含まれていないので、健康への悪影響を心配する必要はなさそうです。
注意点
ビフィズス菌食品ではありませんので、ビフィズス菌を摂取したいと考える方には不向きと言えます。
また自社通販サイト以外の多くのショップで販売されています。
価格重視で購入する場合は、ショップを選ぶ必要があります。
また、温度や湿度の高い場所に保管するのは避け、開封後はなるべくはやく消化をしていきましょう。