食欲不振と便秘の関係、解決方法

食欲不振だから便秘なのか、便秘だから食欲不振なのか悩んでしまいますよね。これは、食欲不振だからとも言えますし、便秘だからと言うこともできます。それだけ食べることと排せつすることは密接に関係しているのです。

食べないと出ませんし、出ないと食べられなくなるものなのです。悪循環になってしまっているというわけですね。

消化不良を起こしていると考えるとわかりやすいでしょう。消化不良を起こしているので、食べられず、排せつできずというわけです。

これを解消していくためには、腸をしっかりと活動させてあげることが大切です。食べるに越したことはありませんが、食べられないのであれば無理に食べる必要はありません。

無理に食べて、消化不良になってしまうことの方が問題です。

まずは腸を動かしてあげることを優先しますので、寝起きにコップ1杯の水を飲み干すことから始めてください。寝起きは腸も寝ていた状態ですから、水を飲むことによって腸を刺激し活動させてあげるのです。

朝のコップ1杯の水は炭酸水で行うこともありますが、すでにおなかが苦しいような気がしているのであれば、便秘によっておなかが張ってしまっていることが考えられますので、ガスになってしまいやすい炭酸は避けましょう。

毎朝のコップ1杯の水と並行して行ってほしいのはマッサージです。

腸を動かすイメージをすると分かりやすいですが、腸をつまむように腸の形に合わせてマッサージしていきます。痛みを感じるようなことがあれば辞めてくださいね。

食事はできる限りのもので構いません。無理に食べる必要はないのです。もちろん食べられるなら食べた方が良いですが、食欲不振の場合はおなかを休めると思って、少し食べるのを休んでもいいのです。

その代わりに、水分の摂取だけはしっかり行ってくださいね。

飲み物なら問題なく摂取できる場合であれば、飲み物にオリゴ糖を混ぜてあげるのも効果的でしょう。オリゴ糖は腸内にいる善玉菌のエサになり、腸内環境を整えてくれる性質があるのです。

飲み物に混ぜるだけなので手軽に利用することができますし、食べる必要がないので、食欲がなくても大丈夫でしょう。

朝のコップ1杯の水に混ぜてしまっても問題ありません。

1週間程度なら様子見でいいでしょう。しかしそれ以上に食欲が戻らない場合は何か病気が隠れている可能性もありますので、医師に相談するのがいいですよ。1度チェックすれば安心できますので、気軽に行ってみましょう。