都内に住んでから便秘がひどくなりました

岡山で育ったんですが、東京都内に住んでから茶色い便が出ることが少なく、真っ黒なうんちばかり出るようになりました。どうすれば健康的な色の便に戻るでしょうか?

黒い便はさまざまな原因が考えられます。

1番心配したいのは胃や腸からの出血です。出血であれば便は赤く染まるようなイメージがあるかもしれませんが、胃や腸の上部からの出血であれば、便となって排せつされるまでに時間がありますから、黒く変色するのです。

この場合は胃潰瘍や十二指腸潰瘍の可能性もありますし、さらに大腸の場合は大腸ポリープや大腸がんの可能性もあります。

便が黒い理由が出血の場合は真っ黒に染まっている場合もありますが、実は黒っぽいというのも注意が必要なのです。

真っ黒な便が頻繁に出ているのであれば、病院へ行くべきです。素人目にはそれが血なのかどうかは分からないためです。

医師も目視ではなく、血液反応があるかどうかで検査するくらいですから、自分自身で出血ではないと考えるのはよくありません。

痛みがなくても出血を起こしていることは珍しくもなんともないので、とにかく病院で検査を受けましょう。

検査の結果、出血が認められない場合で真っ黒な便が出る原因は複数ありますが、1番は肉の食べ過ぎです。

肉はタンパク質と脂質の塊ですが、これは腸内環境を悪くしてしまいます。悪玉菌の大好物なので、どんどん腐敗していくのです。

腐敗が進んでいくとどうしても真っ黒な便になってしまいます。黒くなっていく原因は腐敗なんですね。

その他、問題がない場合で便が真っ黒な理由もあります。例えば鉄分の多い食事をしたりノリを食べ過ぎたりすると、鉄分が排せつされたり未消化のノリによって黒く見えたりします。

とにかく1番に疑うべきなのは病気の存在です。東京に引っ越してきてストレスを感じ体調を崩している可能性も否定できません。必ず病院へ行って検査してもらってください。

底で異常がなかった場合は食事に野菜を多く取り入れるように工夫し、毎日ヨーグルトを摂取するのがおすすめです。野菜は健康的な便を作ってくれますし、ヨーグルトは乳酸菌が含まれているので腸内環境を整えてくれます。

肉類が好きな場合は、ここにオリゴ糖を加えてあげるのもいいですね。オリゴ糖は乳酸菌のエサになってくれる頼もしい糖です。料理を作る際の砂糖の代わりに利用してみるといいかもしれません。

食生活を見直してみてください。もしかすると偏ったものになっていたのではないでしょうか。便は食べたもので作られますので、機能的に問題がなければ食生活を改善してあげるのがベストです。

三食しっかり食べて、健康的な生活を目指した食生活を行うよう意識しましょう。

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