時々便秘になってしまいます。何が有効?
普段は2日に1度ほどの排便が、時々一週間ほど便秘になります。3日目くらいからおなかがポッコリしてきて苦しいので、食事に気を付けるようにしていますが、思うように出てくれません。
薬はなるべく使いたくないので、食べ物や運動で有効なものがあれば教えてください。
便秘に何が有効であるかをはっきりと知るためには、なぜ便秘になるのかが分かっていればいいのですが、それも難しいですよね。しかし時々とは言え1週間も便が出ない状態が続くのはつらいですよね。
普段はしっかり排便できているのに、たまに便秘になることを繰り返す人は、何らかの原因がある場合が多いです。例えば、生理前であるとか、からい物を食べた後であるとか、麺類を食べた後などです。
便秘が引き起こされるきっかけというのはささいなことである場合が多いです。水分不足もその一つで、水分不足に陥ると便の中の水分が吸収されてしまうことになりますので、どうしても腸内にある便全体が硬くなってしまいます。
そのため水分不足は便秘の原因としてポピュラーで、頑固な便秘に発展しやすいと言えます。
今回は、何が原因であるのか分かっていないため、やはり水分不足を1番に疑って対処するのがいいと思います。
人は1日に2・5リットル程度の水分が必要になりますので、意識して水分摂取しないと水分不足を引き起こしている可能性があります。咽喉がカラカラになってから水分を摂取するのではなく、こまめに摂取することがポイントです。
食事の中にも水分は含まれていますので、2・5リットルすべてを飲む必要はありませんが、意識して水分を摂取してみてください。
これは便秘になってから対策するのでは遅いです。便秘になる前から気を付けていることが大切です。よく便秘改善のために水を飲めば便が柔らかくなると考えている人がいますが、これは間違いです。
水分を多く摂取してもそれが便に吸収されるわけではありませんよね。新しく作られる便の水分が奪われないようにすることはできますが、たまった便に変化はないのです。
便秘になる前に対策することが大切だという理由が分かったでしょうか。
既に便秘になってしまった場合の対策としては、マッサージが1番です。腸のラインに沿ってもみほぐすようにマッサージしてください。おなかが膨れるようですし、ガスもたまっているはずです。
マッサージをしてあげることは、気休めではなく実際に腸への良い刺激となるんですよ。
硬くなった便はなかなか排せつできず、さらに便秘を悪化させてしまうことが多いです。洋式便座に座ったら、彫刻の考える人のように前かがみになり力んでみてください。
この体制は直腸が真っすぐになり、1番排便しやすい体勢なのです。力も入れやすいですし、硬い便も出やすくなりますので実践してみてください。