排泄が週に1回だと便秘なのでしょうか？

便秘には定義がありません。では、どのように便秘であるか判断するかというと便が出ないことによって何か不快な症状があるかどうかです。ですから1週間便が出ていない場合でも、特に不調がないのであれば便秘ではありません。

1日に1回排便していてもすっきりしない場合は便秘ですし、1週間に1度でもすっきり排便できていれば、これは便秘ではないと言えます。

これはどちらも極端な例ではありますが、便の回数は関係はないことは覚えておいてほしいです。毎日ださなくては不健康であるというわけではないのです。

それでも一般的に便秘と言うと1週間に2回の排便があるかどうかが目安であると言われています。

これはあくまで乳幼児やお年寄りなど、自分自身で便秘かどうか判断できない人に向けたものですが、目安として捉えても問題ないでしょう。

1週間の1度の排便のようですが、何か特に不調があるのでしょうか。不調を感じていないのであれば、薬に頼る必要はないと思いますよ。

もし、もっと便の感覚を短くしたいのであれば、最初に食生活を始めとして生活習慣を変更するべきでしょう。

便秘は薬に頼らなくても改善することができますし、薬は最終的に頼るのがおすすめです。なぜなら、薬で便秘を治しても根本的な解決にはならないからです。

それでもおなかの張りが強いとか、痛みがあるなど便秘によって何らかの症状がある場合は、薬を利用してすっきりしてから改善していくのも良いでしょう。

便秘の定義と言うよりは、やはりこうした症状に合わせた対処が必要になります。

便秘解消におすすめなのは適度な運動とバランスの良い食事です。最近の生活ではどうしても運動不足になってしまいがちですから、運動を意識して生活することが大切です。

エスカレーターより階段を選んだり、歩く距離を伸ばしたりしてみてください。運動が不足していると腸の活動も低下してしまいますので、運動を行うことは重要なことなのです。

さらに、食生活ですが特に何か特定のものをたくさん食べるというよりは、バランスよい食事をしっかり摂取することが大切です。バランスの良い食事は、便の状態を整えてくれるのです。

それだけではなく排便を行う習慣を身につけなくてはなりません。毎朝必ずトイレに座って排便を試みてください。それだけで、腸に刺激が与えられますので、便意を感じやすくなります。

便秘かなと思ったら、どれでも簡単に始められるのでぜひ試してみてくださいね。